姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

アソシエイト&ディソシエイトを深く理解する。

2011年06月19日 | ママンコーチング

【2011年の記事】

 
 18日(土)は、ダブルヘッダーでした! 


 午後は ママンコーチングフォロー勉強会。これまでのママンコーチングの受講生さんの交流を兼ねて始めた勉強会です

 夜は 東区の小中学校のPTA会長さん対象の PTA家庭教育セミナーでした。(男性ばかりでいつもと違う楽しさが~)



 ママンコーチング勉強会の今回のテーマは、「アソシエイト/ディソシエイト」



 ママンコーチングも 保健室コーチングも 一般的なコーチングとは少し違って、その主流となる考え方は「NLP心理学」

 その中でも、特に、人間の本質的理解を徹底的に学ぶ NLPラーニングのNLPです。(私は山崎NLPと呼んでいます)



 今回は、ママンコーチングのコースの中でも学んできた 「アソシエイト/ディソシエイト」の復習とより深い理解と日常での活用ができるように、いろいろなワークを通して体感しました。

 アソシエイトしやすい人は、ディソシエイトしているはずなのに、いつのまにか アソシエイトに向かってしまいます。



 ガイドは、それにいち早く気づく感性が必要とされます。



 今回は受講生さんの観察力、凄かったですね~ 

 「あれ、ディソシエイトで話してもらっていたのに、いつの間にかアソシエイトしてるね」など、洞察力の深さを発揮していらっしゃいました。



 人間の記憶の保存の仕方には、「アソシエイト(主観的で同一化した状態)」と「ディソシエイト(客観的視点)」があります。



 過去のことを思い出して話をするとき、客観的にその出来事を話すのと 

 もう一度その過去を再体験するかのように五感全部を使って思い出し話をするのとでは、その時に出てくる体の反応は全く違います。



 ワークではこの違いを さまざまな設定で 体験してもらいます。

 アソシエイト傾向が強い人と ディソシエイト傾向が強い人ってあるんですね。



 ディソシエイトの状況にガイドが誘導して その時の感情や感覚から遠ざけてくれているのにもかかわらず

 アソシエイト傾向が強い人は、知らない間にアソシエイトしてしまいます。



 保健室コーチング・ママンコーチングでは、自分の傾向、相手の傾向を知り、対応していくことを大切にしています。

 これを知らなければ、子どもたちが過去の体験を話す時に その体験を再体験してしまって苦しいということもあるし、

 自分の視点だけでできごとをみてしまうと、客観性が失われる可能性が高いからです。



 アソシエイトしているのか ディソシエイトしているのか の 観察力

 なかなかアソシエイトから抜けられない人への 対応の仕方をお伝えしました。

 マニュアル的方法ではなく 本質的な脳の仕組みをしっていれば 柔軟性を持って対応できます。



 脳は、現実とイメージの区別がつきません。

 苦しい思い出を 今 ここで 内的に再体験しても 脳は 今起こっていると勘違いします。



 時間軸は すぐに過去に戻ります。

 不思議なことに 過去はこんな風だったと感情を入れて話せば話すほど、せっかく現在はうまくいっていることも、

過去のパターンが自分の現実に反映されるようになります。(最新のコースの中では、時間軸が過去のまま名にならないように すぐに戻す方法を取り入れています。)



 楽しいことを思い出す時、アソシエイトすれば 脳は「快」を感じる。

 辛いことを思い出す時、アソシエイトすれば 脳は痛みを感じる。



 過去のことなのに、それを感じるのは、今 この時 この瞬間


 幸せな人は 楽しいことを思い出す時に アソシエイトして 苦しいことを思い出す時に ディソシエイトしている。


 不幸体質な人は この逆をやる(私は昔はこの傾向にありました)

 


 幸せというものが 「今 この瞬間」の積み重ねだとしたら、いかに 自分の思考や記憶の想起の方法を意識的に変えていくか?です。



 その方法を、ママがしっていたら 養護教諭が知っていたら 自分が知っていたら、

 それだけで 楽しさを倍増させて 苦しさを半減させることもできますよね。



 話を元に戻しましょう。



 今回の勉強会では、座ったままで行うアソ・ディソの体験と誘導の練習  体を使って行う アソ・ディソの体験と誘導を行いました。

 どうしても アソから抜け切れない人も 体を動かす方法だと 変化が出ます。。



 それでも、抜けきらない人は、逆に アソシエイトしやすい性質を使って視点を変えます。



 受講生さんの観察力は素晴らしいです。

 ディソシエイトしているか まだ抜けきらないのかを 表情や顔色などで 瞬時に読み取っておられました。



 NLPを使ったセッションは とても効果的で 劇的変化も起こしますが、

 今 使っているワークによる変化が 「本質的な解決」かどうかは 見極めていく必要があります

 


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