姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

子どもは「親の心配」をランドセルに入れて登校しています

2021年05月04日 | ママンコーチング

(株)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原規歌です。


今日のテーマは
「子どもは〔親の心配〕をランドセルに入れて登校しています」

です。

 

「先生は、私が親としてダメだって言いたいんですか⁉」

 

これは、私が小学校の養護教諭時代、

指示待ちで積極性に欠けるわが子について、相談のために来室されたお母さんに言われた言葉です。 

 

この出来事が、

『親が変われば、子どもが変わる』ということを

どのように伝えれば、親自身が子どもに及ぼす影響について納得してもらえるのか?

という疑問を持ち続けるきっかけとなりました。

 

日々の子育てに必死にがんばっているお母さんにとっては

このことばは「あなたが悪い」というメッセージにとらえられてしまうのです。

 

でも、本当の意味はそうじゃないのです。

本当は、お母さんの心を安心させ、

こうででなければならない!という思い込みから

解き放つ意味を持つはずなのです。

 

その後、中学校に転勤し、思春期の子どもたちの生きづらさを目の当たりにし

NLPや脳科学を学び初めました。

 

その中で、衝撃を受けた理論がありました。それが、

「非言語コミュニケーションは、言語の2万倍ほどの圧倒的な力で、相手との関係性に影響を及ぼす」

です。

脳の科学に基づいたこの理論は、

これまで教育の現場(学校や家庭)で起きていた、様々な「あるある」を解明するものでした。

 

そして、学び始めて15年間、この理論を保健室で検証・実践することで、

 

「親の習慣と子どもの生き辛さとの関係」「親が変われば、子どもが変わる」

の本質的な意味、「何をどう変えればいいか」の答えを得ることができたのです。

 

この本では、脳科学に基づき

日常の子育てで起きるお子さんとの関わりや、

トラブルが起きたり困ってしまう場面を思い浮かべながら読んでいただけるように、

たくさんの事例を用いて説明しました。

 

ああ、あるある!

そんな場面の中で、当たり前に思っていたこと、

疑問すら持たなかったこと

 

目に見えないけれど

無意識の部分で影響を出していたことなど

これまで意識してこなかった習慣についての思い込みや勘違いを明確にしました。

 

今まであまり言われてこなかったことにも

スポットを当てて、どうすれば良いのかを

「指示待ちっ子が育つ親の思考・言葉・行動・愛情・生活・インターネット〔情報とのつきあい方)」

「自分からやる子が育つ親の言葉・行動・愛情・生活・インターネット〔情報とのつきあい方)」の

を対比させて書きました。

 

見開き1ページで、気になるページのどこからでも読んでいただけます。

 

子どもと母親は見えない「へその緒」でつながっています。

そこを通して、ママの不安は、子どもが全部背負ってしまいます。

 

愛情のつもりの心配が、子どもの自信のなさを助長してしまいます。

 

では、どうしたらいいの?

その答えを、ぜひ、この本で見つけて下さいね。

 

巻末には、すぐに使えるワークシートもついてるよ!

 

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