姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

一体感

2006年12月02日 | 学校生活
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 今日は、朝からうずうずしていました。
 
 資源回収をさっさと片付け、家の掃除も洗濯もさっさと片付け・・。
 向かった先は、バレー部の練習試合会場!

 中学・高校とバレーボールをやっていた私は、とにかくバレーボールが大好き。
 
 小学校勤務時代も、子どもが生まれるまでは、スポーツ少年団のバレーボールを小学生に教えていました。

 今日は、F中学校を会場に、4校の中学校の集まり、練習試合を行っていました。 そのうちの1校が本校バレー部。相手校の中には、うちの旦那の学校もいました。
 「私、バレーに見に行くから!」と言ったら、旦那に「えー、なんで~。他人の振りして!」といわれてしまいました。(笑)
 そのことを顧問に話したら大笑い。

 さて、今日の試合。
 
 技術とかチームカラーとかいろいろあるのですが、やっぱり、チームの中に一体感があるときは、うまくボールがつながって、いいプレーができるとつくづく感じました。

 スポーツでさえも、コミュニケーションの上に成り立っているのだと思います。
 コミュニケーションというと、「ことばによる伝達能力」のようにとらえられますが、実は、ことば以外の態度、表情、視線、アイコンタクト・・。もろもろ、全てが、コミュニケーションです。

 プレーしている彼らの背中を見ていると、彼らの感情すらも伝わってくるようでした。

 スポーツにおける非言語コミュニケーションは、欠かせません。
 チームの中が良いとか、悪いとかというのは、何を持ってそういうのかも、明確にしなければならないのですが、あの限られたコートの中で、ことばではない非言語の心のやりとりがあります。
 ボールをつなぐというのは、実は、技術と同じくらいに心をつなぐという大切なものがあります。

 ミスが続く時のプレーには、「心のつながり」がどこかキレてしまっているのを感じました。それを、もう一度、つなぎなおすことが、すごく大切なんだなと、今日は、そんな視点から練習試合をみていました。

 それをつなぎなおすには、何が必要でしょうか?

 一番最初は、「今、心のつながりが切れている」ということを認識することかな。
 
 どうして、スポーツでは、声を出すのでしょう?
 声を出すことは、「息を吐く」ことです。息を吐くことは、力を抜くことでもあります。苦しい時や痛みがあるとき、無意識に息を止めてしまいます。

 息を吐くことで、痛みをコントロールできますし、ストレスで苦しい時も、あえて、ゆっくりと深呼吸をすることが効果的なのも、経験的に知られています。

 息を吐けば、必ず息を吸います。(あたりまえ)

 ということは、呼吸なんです。

 NLPでは、ラポール(信頼関係)を気づく上で、「呼吸」というものをとても大切にします。呼吸は、意識してできるものでもあり、無意識のものでもあります。だからこそ、とても、人間のコミュニケーションにおいて、大きな意味を持ちます。

 集団ラジオ体操が有効なのも、合唱が学級のまとまりを強くするために、中学校で行事として取り入れられているのも、それは、多くの人間が呼吸を合わせて一つのことをすることに、大きな意味があるからです。

 気持ちがばらばらの時は、呼吸もばらばらです。
 スポーツに限らず、一体感を感じる時は、そこにいる人たちの「呼吸」があっています。昔の人は、よく言ったもので、「息があう」って表現をしています。

 何気なくしている呼吸。会議の時でも、どんなときでも、その場の雰囲気を「呼吸」という視点から見てみると、面白いかもしれません。



 

 

 
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