ママンコーチングコースの元受講生さんからのご依頼で、対面のハートマッスルセッション(個人セッション)をしました。
個人セッションは、基本的に受講生さんのフォローセッションのみをさせていただいております。
結婚後、ずっと専業主婦をしながら、ママンコーチングをはじめ、波動ワークや、その他のコーチング講座など
熱心に、コツコツと学びを重ねてこられたNさん。
ご本人の許可を得て、今回のセッションをご紹介させていただきます。
以前、お子さんの学校での友人関係についてご相談をいただき、その時に提案したことを、実践され
担任の先生に相談をされたら、その先生の対応が本当にきめ細やかで 感動したというお話から
「担任の先生が、うちの娘にしてくださった支援がささりげなく、そっと手を添える感じ。やり過ぎない、いつまでも関わらず、引き際もすごい。先生が娘について語ってくださったアドバイスは、本当は自分に向けて言われたことでもあると感じた」
と、気づきを伝えてくださいました。
そんなふうに思えるNさん素敵ですよね。
さて、本題。
「恥ずかしいけど、やりたいことが見つかったんです。」と、自分がやってみたいと思ったことについて話をされるのですが、
どうも、そのやりたいことを「やらないための言い訳」を、話しているとしか思えない(笑)
やらないための言い訳を話すとき、人間はとても雄弁になります。
ちょっと鬼の質問。
「やりたくないって聞こえるんだけど。で、やるの?やらないの?どっち?」(笑)
どうしても踏ん切りがつかないようです。
それでも、それをやるために知り合いを手繰っていったり、その仕事を助けてくれそうな人に協力をお願いしたり
動きだすための準備をしていらっしゃいました。
自分が動きだすための準備や相談をすると
どこに行っても、「いいじゃん!!やってみなよ」と背中を押される。
「協力するよ」と二つ返事が返ってくる。
でも、怖い。やったことがないことをやるのは怖い。
そんなやり取りの中、彼女を止めているものの正体が分かりました。
「ただ、これ、本当にやってみたいって言う想いだけなんですよ。そんな動機ででやっていいのかどうか。」
つまり
「これまでの人生ではやりたくない仕事でも、我慢してやる。それが当たり前」という「X=Y」(思い込み、価値観)があったんですね。
「自分がやりたいと思ったことを、ただそれだけでやってみる」というのは 彼女がこれまで無意識に持っていた
「X=Y(●●はこうすべきである)」に反することなので、体が「恐怖」として反応していたようです。
波動の先生にも
「これまでと違う働き方をするんだよ」といわれていたそうです。
「すでに、新しい生き方への門は開かれているのに、それを閉じてくれる人を探してたんじゃないの??」
という私の質問に、爆笑!
彼女がいろんな人に相談していたのは、
「初めての世界に向かう扉が開いている!!!だれか、その扉を閉じてよ!」という無意識の叫びだったみたいです。
でも、どこに行っても
いや行くたびに そのドアが大きく開いていく。
どーーーーしよーーーーー。
そんな感じだったみたい。
そんなことに気付きながら、明るく笑い飛ばすNさん。
「やってみようと思います」では、現実は動かないよ。「やります」と決めてくださいねとお伝えしました。
もう、ひらかれているんだから、自ら、飛び込んでいく。
彼女が自分の中から引き出した答えは、
娘さんの担任の先生が、ぽつりとつぶやかれた
「娘さんが、自分から関わっていく、自分から入っていけるようになるといいんですが。」
ということば そのものでした。
子どもは、常にその現実で、ママへのメッセージを見せてくれているんですね。
葛藤が起きた時、体感覚が強い人が 頭で整理しようとすると かえって混乱し、堂々巡りになることがあります。
最後に、この葛藤を中和するためのNLP+波動の オリジナルワークをお伝えして、セッションを終わりました。
そうそう、帰り際、「名刺を作りました」と、ピカピカの名刺をいただきました。
「先生、2年前のセッションで、「未来」をテーマにしたとき、2年後には名刺を作っているって決めましたよね。その通りになりました。」
おおお、そうでした。
人間の可能性って本当に素敵ですね。