姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

開かれた扉に向かう覚悟 ~ハートマッスルセッション~

2014年09月21日 | 波動脳科学/主体的人生のリテラシー

 

   

 

  

 ママンコーチングコースの元受講生さんからのご依頼で、対面のハートマッスルセッション(個人セッション)をしました。

 

 個人セッションは、基本的に受講生さんのフォローセッションのみをさせていただいております。

 

 結婚後、ずっと専業主婦をしながら、ママンコーチングをはじめ、波動ワークや、その他のコーチング講座など

 熱心に、コツコツと学びを重ねてこられたNさん。

 

 ご本人の許可を得て、今回のセッションをご紹介させていただきます。

 

 以前、お子さんの学校での友人関係についてご相談をいただき、その時に提案したことを、実践され

 担任の先生に相談をされたら、その先生の対応が本当にきめ細やかで 感動したというお話から

 

 「担任の先生が、うちの娘にしてくださった支援がささりげなく、そっと手を添える感じ。やり過ぎない、いつまでも関わらず、引き際もすごい。先生が娘について語ってくださったアドバイスは、本当は自分に向けて言われたことでもあると感じた」


 と、気づきを伝えてくださいました。

 そんなふうに思えるNさん素敵ですよね。

 

 さて、本題。

 「恥ずかしいけど、やりたいことが見つかったんです。」と、自分がやってみたいと思ったことについて話をされるのですが、

 どうも、そのやりたいことを「やらないための言い訳」を、話しているとしか思えない(笑)

 やらないための言い訳を話すとき、人間はとても雄弁になります。

 

 ちょっと鬼の質問。

 「やりたくないって聞こえるんだけど。で、やるの?やらないの?どっち?」(笑)

 どうしても踏ん切りがつかないようです。

 それでも、それをやるために知り合いを手繰っていったり、その仕事を助けてくれそうな人に協力をお願いしたり

 動きだすための準備をしていらっしゃいました。

 自分が動きだすための準備や相談をすると 

 どこに行っても、「いいじゃん!!やってみなよ」と背中を押される。 

 「協力するよ」と二つ返事が返ってくる。

 でも、怖い。やったことがないことをやるのは怖い。

 

 そんなやり取りの中、彼女を止めているものの正体が分かりました。

 「ただ、これ、本当にやってみたいって言う想いだけなんですよ。そんな動機ででやっていいのかどうか。」

 つまり

 「これまでの人生ではやりたくない仕事でも、我慢してやる。それが当たり前」という「X=Y」(思い込み、価値観)があったんですね。

 「自分がやりたいと思ったことを、ただそれだけでやってみる」というのは 彼女がこれまで無意識に持っていた

 「X=Y(●●はこうすべきである)」に反することなので、体が「恐怖」として反応していたようです。

 波動の先生にも

 「これまでと違う働き方をするんだよ」といわれていたそうです。

 「すでに、新しい生き方への門は開かれているのに、それを閉じてくれる人を探してたんじゃないの??」

 という私の質問に、爆笑!

 彼女がいろんな人に相談していたのは、

 「初めての世界に向かう扉が開いている!!!だれか、その扉を閉じてよ!」という無意識の叫びだったみたいです。

 でも、どこに行っても

 いや行くたびに そのドアが大きく開いていく。

 

 どーーーーしよーーーーー。

 そんな感じだったみたい。

 そんなことに気付きながら、明るく笑い飛ばすNさん。

 「やってみようと思います」では、現実は動かないよ。「やります」と決めてくださいねとお伝えしました。

 もう、ひらかれているんだから、自ら、飛び込んでいく。

 彼女が自分の中から引き出した答えは、

 娘さんの担任の先生が、ぽつりとつぶやかれた

 「娘さんが、自分から関わっていく、自分から入っていけるようになるといいんですが。」

 ということば そのものでした。

 子どもは、常にその現実で、ママへのメッセージを見せてくれているんですね。

 葛藤が起きた時、体感覚が強い人が 頭で整理しようとすると かえって混乱し、堂々巡りになることがあります。

 最後に、この葛藤を中和するためのNLP+波動の オリジナルワークをお伝えして、セッションを終わりました。

 そうそう、帰り際、「名刺を作りました」と、ピカピカの名刺をいただきました。

 「先生、2年前のセッションで、「未来」をテーマにしたとき、2年後には名刺を作っているって決めましたよね。その通りになりました。」

 おおお、そうでした。

 人間の可能性って本当に素敵ですね。

 

 

 


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