【2014年の記事】
9月23日 心のアプローチグッズ活用説明会&体験会を 福井県越前市で開催しました。
福井県は、島根県と並んで保健室コーチング先進県です。
今回も福井在住の保健室アドバンスコーチさんがたくさん参加されました。
もちろん、初めての方もいらっしゃって、
わいわいがやがやと 楽しく学び合いました。
今回は、養護教諭さんの他に、学級担任の先生も参加され、
「面白い~!自分のクラスでカードを使った教育面談や授業をやってみようと思います。これまでの教育相談では、こまっていることない?と聞くと、ないよと言われ、そのままチャンチャン!!で終わっていました。今後の教育相談週間ではこれ遣います!」
と言ってくださいました。
やはり、今回も、質問カードの不思議さに みなさんが仰天していらっしゃいました。
ランダムにひいているのに、何度も同じ質問がでること。(特に適当に答えた質問は、しつこく出てくる)
カードをひく前の設定を変えるだけで、出てくる質問の傾向に変化がおきること
支援者は、何かしよう思わなくても。相手が自分で答えを見つけていくこと
質問カードを使うことで、支援者が、相手の話に入り込んでしまったりすることなく、客観的に子どもの様子を見ることができること。
その他にも、人生の魔法カード、あるあるレンジャーカード、ふみふみリフレーミングカードの
基本的な活用、応用的な活用方法を体験していただきました。
人生の魔法カードは、基本的に子どもたちが話し出すきっかけとして作られていますので、
「解決しよう」などと、支援者が意気込む必要がありません。(基本的にはいつでも支援者はこのスタンスですが・・・)
各道具のちょっとした違いを聴いたり、その道具を使ったらどうなるかなどを、聞いていくうちに
子どもたちが、自分の内面にあることを楽しく語りだします。
すでにこのカードを保健室で活用している養護教諭さんが
「調子悪そうにうだうだ言っている子に、すっとこのカードを見せることで、はっと体を乗り出し
、”先生、なにこれ?”と興味を示し、そこからいろいろなことを話し出すっていうこともしばしばです」と、
現場での様子をシェアしてくださいました。
開発者が思った以上の成果を出してくださるのはいつも現場の方ですね。
保健室コーチング同様、現場のシェアなくしては、進化はないですね★
そして、今回、初めて手にした、という方が多かった『あるあるレンジャーカード」
自己肯定感の本当の意味を理解したうえでこのカードを使うと
その奥深さを実感できます。
「自分が好きか嫌いか」という時の自分を、子どもたちがどうとらえているのか
そのことばにならなかった部分を引き出すのが
このカード。
説明書に書かれた質問をしていくだけでも、子どもたちの中に
リフレーミングが起きます。
巷にある「リフレーミングカード」を使うのも悪くはないですが
その多くは気休め程度。(私も養護教諭時代、リフレーミングカードなるものの掲示物を作ったりしましたが、しっくりきませんでした)
深いレベルでの自分のとらえを変えるという意味では、
このあるあるレンジャーカードは、定評をいただいています。
今回このカードを使った参加者の皆さんから
「思ったより奥が深い」
「自分に対するとらえが変わって、嫌だなと思っていた自分の一部の存在価値が分かった」
という感想がありました。
また、あるあるレンジャーカードを使った授業(全国保健室コーチング研究大会で山口県の和田先生が発表されたもの)についても紹介しました。
授業キットの貸し出しも行いますよという提案に
意欲満々の先生がた。
またまた楽しい展開が始まりそうな予感です。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうこざいました。
今回は、弊社統括マネージャーも同行し、その場で講座の動画をとり、編集、帰りの電車の中でyoutubeにアップ!
ぜひ、ご覧ください。
心のアプローチグッズ活用説明会&体験会(福井県越前市)