ドクターの一言が祖母の10年を変えた

2022年08月12日 | 保健室コーチング

（一社）ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー　桑原朱美です。

今日のテーマは
「ドクターの一言が祖母の10年を変えた」です。

メルマガ記事　「95歳のワクワク」に養護教諭のSさんから感想をいただきました。
許可を得て、ご紹介します。

『95歳のワクワク』（一社）ハートマッスルトレーニングジム代表主体的人生を構築する人材育成トレーナー　桑原朱美です。今日のテーマは「95歳のワクワク」です。先日、Face…

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Sさんの感想を読み、言葉の大切さ、何を信じて生きるのかの大切さを
改めて感じました。

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私の祖母が先月亡くなり、
土曜日に四十九日法要でした。

９９歳、大往生。

入院はしていましたが、
最後までしっかりしていたようです。

お寺参りが終わって、
みんなでご飯を食べていたとき、

叔父から

「８０何才かのときに、骨折して入院した際
ドクターに１０年後も見越して、
元気にいられるような治療をしていきましょう」

と言われたという話がありました。

叔父は
「８０過ぎたばーさんに、10年後のことなんて」
と思ったそうです。

でも、そのドクターのおかげで、
その当時、糖尿病の症状もあったけど、
そんなにひどくならずにすんだし
結局、９９歳まで元気にいきることができたと。

祖母が「１０年後」の話を聞いていたのか、
それはどうかわかりませんが、

本人だけでなく、周りの人も
「この人の１０年後」を想像したら
そうなるんだなぁと思った話でした。

今関わっている、対応が簡単ではない子どもたちにも
改めて「自分の１０年後」を考えさせたいし、
私自身が、１０年後にも輝いている子どもたちを育てる
関わりをしていこうとも思いました。

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心が温かくなる感想、
ありがとうございます。

このお話を聴いて
ある話を思い出しました。

ともにNLPを学んだ看護師さんからお聞きした
実話です。

ある高齢の男性が
けがをして入院されていた。

リハビリをしましょうと言っても
全くその気はなく、ぶっきらぼうに断ってくる。

そんなことしたって意味がない。
もう治らないんだといわんばかりだった。

その看護師さんは、その方に
こう質問した。

退院したら何がしたいですか？

すると、その方は
「孫と一緒に旅行がしたい」と答えた。

その表情が本当に穏やかで
そのたった一つの質問がきっかけで
翌日から、リハビリに取り組み
元気に退院された。

実現したハッピーな未来を
イメージさせる言葉は
それだけで脳の動きが変わります。

人間の焦点は一つ。
問題に焦点を当てて
どうしよう、できない！　無理！と考えるより

先にハッピーな未来をみせ
それを先に疑似体験させてあげる

そしてそこに行くためにどんな「行動」ができるのか？

を一緒に考える。

せっかく未来を見せても、
戦略を考えても
行動がなければ、それは妄想

これは、家庭教育、学校教育における
子どもたちへのかかわりも同じですね。

たった一つの言葉が
焦点を変え、人間の思考も行動も変えます。

言葉と脳の仕組みはシンプルですが
とても深いです。

それでは、今日も
素敵な１日を！

この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
2022年7月7日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。

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姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

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