姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

発達障がいは、障がいではなく「混乱」

2010年01月13日 | 講演・研修・講座・セミナー



 今日は、名古屋伏見の御園小学校で 家庭教育セミナーをさせていただきました。今回のテーマは、

「子どもの意欲を引き出すコミュニケーション ~ママも輝く脳とコトバの使い方~」

 子どもたちがより輝くために、やっぱりお母さんたちに幸せになって欲しいなぁっていう思いはいつもあります。

 今日もステキなお母さんたちの笑顔に出会いました。

 ご参加くださった方々、教頭先生、ありがとうございました。
 

 私が、現場にいるとき、たくさんのお母さんたちに出会ってきましたが、

 本当に、お母さんがたがいつも子どもたちのために一生懸命でした。

 子どもたちが成長していく中で、つまづいたり、いろいろな子とがある中で

 お母さんたちが、本当に傷ついておられたり

 ある時は、その傷を見るのが辛すぎて 怒りという形で表現されたり

 いいとか 悪いとか そういう問題ではなく

 本当に、お母さんたちに「自分を責めることなく 幸せであって欲しい」と思うようになりました。

 だって、女性として、母として、妻として

 がんばっているお母さんたちが、承認される場はあまりに少なすぎます。

 今の若いお母さんは・・・なんて言われますが、

 私が 講座で出会うお母さんたちは、みんな、本当に子どもや家族のことで

 たくさん悩んだり、いいお母さんになろう 頑張らなきゃって

 そうおもっていらっしゃいます。

 だからこそ、周りの人を幸せにするために

 お母さんたちには、ご自身がまずはしあわせになるんだってそのしあわせの許可を自分にしてあげて欲しいなと思います。

 そして、午後からは、講座打ち合わせ

  今回の講座は、脳科学に基づいた意欲の引き出し方とともに、「個性が強い」あるいは「発達障がい傾向」などにも焦点を当て、具体的な対応の方法を取り上げています。

 発達障がいは、その名称から誤解されやすいのですが、

 発達障がいは「感情・情緒の障がい」ではなく、「感覚・認知の混乱」であると捉えています。

 私たちの講座では、学者さんの理論ではなく、保育の現場、教育の現場、子育ての現場で活用できる脳科学+現場の知恵 をお伝えします。

 意欲と自己肯定感を高める 脳の活用方法、コトバのかけ方、子どもたちが安心して良い習慣を身につけるための具体的な工夫の数々、子どもたちがどんな世界を体験しているかの疑似体験を通して、もやもやしていたお母さんたちの心もすっきりして欲しいなと思っています。

 そしてなにより、お母さん自身がもっともっと楽に、生き生きとして欲しいと願っています。


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