姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

金子書房 児童心理に執筆 「苦手意識を持たせない家庭~挑戦心のある子供を育てるために~」

2013年05月15日 | 保健室コーチング




金子書房「児童心理」6月号に 「苦手意識を持たせない家庭~挑戦心のある子供を育てるために~」というタイトルで 記事を執筆させていただきました。

2010年にコーチング特集でも 記事を書かせていただきました。

先日 自宅に 児童心理6月号が送られてきて さっそく目を通しました。


大学の先生やら現場の最前線の先生方に交じって 記事を書かせていただけることに感謝です。 

 

6月号のテーマが 苦手意識をなくす」 であり 

◆勉強への苦手意識をなくす

◆対人関係に苦手意識をもつ子への援助

◆教師の苦手意識を克服する――こんなとき、どうする?

◆苦手意識をもたせない家庭


という構成になっており 非常に興味深い内容となっています。

この雑誌の良いところは  保護者も 教師も読めるということですね。

くわしくは 金子書房さんのHPからご購入して読んでいただきたいと思うのですが 

考え方から実際の手法まで 非常に 様々な立場の先生方が わかりやすく説明していらっしゃいます。

私は子どもの「苦手意識」をNLP、脳科学の視点から 解説し、具体的なやり取りについて例を挙げました。

脳のしくみは Windows(パソコン)とよく似ています。

というわけで 「苦手」という意識を パソコンの保存データに例えて 説明させていただきました。


講釈をいうと「苦手意識を持たせない」というのは問題回避的表現なんですよね~

そこで、「持たせない」という視点と「挑戦心のある子どもを育てる」という視点から、かかわる大人の「BE(あり方)」と「DO(やり方)」を考えてみました。

そもそもが 苦手というののは「主観的」なもので 「苦手と感じている」ってことで 真実でなはいんですよね、つまりは解釈ってことです。

そのことが なにかの負の感情や負の感覚とつながって そう感じているだけなので 

NLP的には 感じ方を変えたり 意味づけを変えるという リフレーミング(ことばの言い換えのリフレーミングではなく 感覚そのものを変化させるリフレーミング)を起こせばいいわけです。

(もちろんそれだけじゃないですけどね)

また、どんなことばをかけるかも大切ですが 根本は その子にとって影響力のある大人が その子を「どんな存在として扱っているか」ということです。

自分の「在り方(BE)」が相手を否定しているのに 相手によくなってもらおうなんて 無理だということです。

そのことは さまざまな講演でも 常に伝えていることです。

みんな 魔法のような方法 やり方を 知りたがるのですが 最終的にそれが生きるかどうかは 使う人の「BE」です。

 

記事の中では 制限もあり 十分に説明できない部分もありますが

読んでくださった方で NLPの教育的活用(学校や子育て)に興味を持ってくださった方は ぜひ 全国展開している 保健室コーチングに参加してみてくださいね~



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