姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

年度末・・・最後の一年に向けて

2007年03月20日 | Weblog
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3年生を送り出し、1,2年生だけの学校。
少しだけ心にぽっかりとあいた感じがありました。

しかし、確実に、来年度に向けて学校は動いています。
この一年のまとめもしなきゃいけないなぁ。

いろいろなことが、たくさんあって、苦しんだり、悩んだり、楽しんだり。
学ぶことだらけの一年でした。
常に私の中にあったのは、「この出来事の肯定的な意味は何か」ということでした。

NLPでは、すべての出来事に「肯定的な意味がある」という基本概念があります。今年ほど、このことを考えた年はなかったと思います。

ずんと落ち込んだ時にも、このことばをしっていたからこそ、どこか冷静に自分のあり方を見つめることができたと思います。

そして、師匠から言われた
「状況を変える事はできないけれど、そこで、どんな選択をしていくのかは自分の意思でできる」ということばは、私を大きく支えてくれました。

私は、ホントにわがままで、情けない野郎で、ちっとも大人になりきれないところがあって、そんな自分が見えて見えて、それが苦しかった時にも、このことばは、私を支えてくれました。

そして、「誰か別の人になることはできない。あなたはあなたにしかなれない」ということばも、私を支えてくれました。

思えば、私をささえていることばのひとつひとつは、みんな、NLPで学んだことばかりです。
一番苦しいのは、自分と戦うこと
自分の内面と話をすること
潜在意識で自動的におこってくるさまざまな感情と意識でわかっていることの相反する中での自己問答。

でも、ここまで自分をほりさげることができた一年は、なかったでしょう。
それだけで、この1年間におこったさまざまなことに感謝したいです。

もう、教師はやめる。と、一時は決意しました。
しかし、本当の選択は、そこではなかったと分かりました。

教師をやめるかやめないか、の選択ではなく、自分の存在意義をもっと深くほりさげていくこと、私が乗り越えるべき課題をクリアすることができる自分を見つけることのほうが大切だと分かりました。
その方向性、自分が何者であるかという答えが明確になった時、自然と自分が進むべき道が分かるのだと、そう考えるようになりました。

さて、今の2年生は、とても不思議な学年です。
卒業した3年生とはまたちがった魅力がある学年です。

上の学年が卒業すると、なんとなく気持ちが大きくなる子が多いのですが、今年の2年生は、マイペース。ひとことでいうと「素」

なんて楽しい、なんて面白い学年でしょう。
かれらは、北部中学校の最後の卒業生となります。
この一年間の彼らの成長は、ほんとうにすばらしいと目をみはるものがありました。
わが子のように思ってきた3年生とはまたちがう愛情があります。

そして、1年生。キャラクターの濃い面白い生徒がたくさんいます。
かれらは、統合中学校の最初の卒業生になります。

それぞれの学年の先生が、そうした思いの中で、新年度にむけて、熱い思いで彼らに愛情を注いでいらっしゃいます。

私自身、今年のまとめがまだできていない中、すでに気持ちが来年にむかっているのを感じています。

北部中学校、最後の年に向けて、私ができることは何だろうと考えています。
この年度内に決着をつけるべきことは、決着つけておきたいなぁ。
自分の気持ちの中で。

「自分の人生で起きることに対して、自分が責任を負うと決めたとき、それは、問題でなくなる」

これも、師匠から言われたことばです。
一日に進化する距離が0.1ミリであっても、それを喜べる自分であろうと思います。

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