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今日は、PTA教育講演会で、野田武男さんのお話を聞きました。
昭和58年に仕事中の事故で全身まひとなられたかたです。事故直後、生きる意欲を失ったままの苦しい日々から立ち直り、口で絵筆をもち、絵画を描き続けている方です。
平成11年 テレビ「アンビリーバボー」でも、その様子が紹介されました。
生徒たちは、その「いのちの絵筆」で描かれた絵画を鑑賞し、野田さんのお話を聞くというすばらしい機会をいただきました。
自分の生きる価値とは?
自分の人生とは?
生きることってどういうことなのだろうか?
転落事故で全身まひの体になってからの野田さんが、考え続けてこられたことです。野田さんのお話と義理のお姉さんのお話から、特に心に残ったお話を、以下にまとめてみます。
○事故にあった直後は、自分の人生にも命にも投げなりで、人のことばを受け入れることができなかった。どんなにはげまされても、その言葉すら愚弄されている用に聞こえてきた。このころのことばの重さがはじめてわかったのが、自分が絵を描き始めてその喜びを知ったころだった。
○いつも、死にたい 死にたいと思っていた。
○ワープロを口で打つことを進められたが、出てくることばはすべて「愚痴」だった。そして、その愚痴が自分自身を苦しめた。
○ある日、テレビを見ていたら、何かの番組で時計病身が進む映像を目にした。1秒1秒が刻々と時間を刻んでいく。それをみながら、「このまま人生が終わっていくのだ」とふとさびしい思いにかられた。そして「自分がこの人生を生きた証を残したい」と思うようになった。
○人の役に立つことは、自分の役に立つ。自分の人生はだれも切り開いてくれるわけではない。自分でやるしかない。
○もしも、手が動いたら 孫をこの手で抱きしめてほおずりをしてやりたい。
もしも、足が動いたら 大地をしっかりと踏みしめたい。
みなさんには、」当たり前のことが当たり前にできることが、どんなにすばらしいことかを知ってほしい。
○もしも、ある日突然 体が動くようになったら?と質問されたことがある。もし、そうなったら、手足を大きく伸ばして大きく背伸びをしたい。そして、その喜びを、今は亡き母に一番に伝えたい。
○「生命とは?生きるとはなんでしょうか?」とたずねられたこともあります。
とても、難しい質問ですが、今、しなければならないことを人が見ていてもいなくてもやり続けることだと思います。
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昭和58年に仕事中の事故で全身まひとなられたかたです。事故直後、生きる意欲を失ったままの苦しい日々から立ち直り、口で絵筆をもち、絵画を描き続けている方です。
平成11年 テレビ「アンビリーバボー」でも、その様子が紹介されました。
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自分の人生とは?
生きることってどういうことなのだろうか?
転落事故で全身まひの体になってからの野田さんが、考え続けてこられたことです。野田さんのお話と義理のお姉さんのお話から、特に心に残ったお話を、以下にまとめてみます。
○事故にあった直後は、自分の人生にも命にも投げなりで、人のことばを受け入れることができなかった。どんなにはげまされても、その言葉すら愚弄されている用に聞こえてきた。このころのことばの重さがはじめてわかったのが、自分が絵を描き始めてその喜びを知ったころだった。
○いつも、死にたい 死にたいと思っていた。
○ワープロを口で打つことを進められたが、出てくることばはすべて「愚痴」だった。そして、その愚痴が自分自身を苦しめた。
○ある日、テレビを見ていたら、何かの番組で時計病身が進む映像を目にした。1秒1秒が刻々と時間を刻んでいく。それをみながら、「このまま人生が終わっていくのだ」とふとさびしい思いにかられた。そして「自分がこの人生を生きた証を残したい」と思うようになった。
○人の役に立つことは、自分の役に立つ。自分の人生はだれも切り開いてくれるわけではない。自分でやるしかない。
○もしも、手が動いたら 孫をこの手で抱きしめてほおずりをしてやりたい。
もしも、足が動いたら 大地をしっかりと踏みしめたい。
みなさんには、」当たり前のことが当たり前にできることが、どんなにすばらしいことかを知ってほしい。
○もしも、ある日突然 体が動くようになったら?と質問されたことがある。もし、そうなったら、手足を大きく伸ばして大きく背伸びをしたい。そして、その喜びを、今は亡き母に一番に伝えたい。
○「生命とは?生きるとはなんでしょうか?」とたずねられたこともあります。
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