今日は、文化祭。
今年は、午前中にステージ発表。午後に体験講座を行いました。
ステージ発表では、劇や踊り、バンド演奏など、さまざまな発表が行われました。バレー部女子の「たらこ」は、お母さん手作りの衣装で、先生を巻き込んでの楽しい踊りで、会場を沸かせました。
3年生のバンドは、想像以上に上手で、短時間によく練習したなとビックリしました。
3年生有志の踊りと2年生有志のおどりは、若さあふれるすばらしいものでした!
会場の人もいっしょになっておどる姿は、見る者を魅了していました。
1,2年生の部活としての出し物もたくさんあって、しっかりと楽しませてもらいました。来年のこの日が、今から、楽しみです。
ふだんでは見ることができない生徒たちの表情をたくさん見ることができました。
2年前の文化祭で、はじめてこうしたステージ発表の場ができました。
当時の3年生が、北部中学校の伝統の種をたくさんまいていきました。
それを、後輩達が、進化させてもっとよいものにしてきているなぁと感じました。
2年生の生徒達のいきいきした発表の姿は、彼らの大きな成長そのものだと感じました。
「人は、常に変化することができる」
そんなことを感じ、人の可能性というものを、目の当たりにしたステージ発表でした。
午後は、体験講座。
私は、救命救急講座を他の先生と二人で担当しました。
わずか2時間の講座で、バイスタンダーとして心配蘇生法とAEDの使い方をマスターした生徒達の柔軟性に、びっくり!!
講師は、丹羽消防署の方3名でした。
いつも、救急隊員として、生死の現場に立たれている方々のお話は、生徒達の心にしっかりと落ちているように感じました。
「この訓練用の人形を人形だと思ったら、真剣さもなくなるかもしれない。でも、もしも、目の前で倒れた人が、あなたの大切な家族や恋人だったら、どうしますか?だまってみていますか?あなた自身の手でたすけることができたら・・?そう思って、取り組んでください。」
このことばに、生徒達の真剣さも倍増し、2回目の練習では、どのグループも、真剣に心配蘇生に取り組んでいました。
そして、最後に、代表の3年生T君が、「あなたの家族が、ショッピング中に倒れたという想定で、やってみましょう」と、課題をわたされ、みんなが注目する中で、訓練の成果を見せてくれました。
消防署の方も絶賛されるほどの真剣さと正確さ。
どうだった?との問いかけに
「自分の家族という想定に、想像したら、緊張したし、動揺した。」
バイスタンダー教育。
そばにいる人(バイスタンダー)が、救急隊が来るまでのいのちのつなぎができたら、大切な人のいのちを守ることができます。
通りがかりの急病人を助ける子tができます。
自殺やいじめやいろいろなことが、起きる最近の社会ですが
「○○はやめよう」「○○はいけない」という回避型のかたりかけよりも、「あなたが、いのちを助けることの人間になろう」という教育のほうが、大切なのかもしれないと感じました。
北部中学校のすてきな生徒達。今日は、すてきな一日でしたね。
お疲れ様!!
朝早くから参観してくださった保護者の方、地域の方々、ありがとうございました。