(株)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー 桑原規歌です。
今日のテーマは、『決めるとどうして脳の動きが変わるのか』
です。
以前の記事で、読者様の感想を紹介し、
『網様体賦活系(RAS)』のことに触れました。
「決める」「意識を向ける」ことで
RASが働きますよ。と書きました。
今日は、そのことについて
もう少し詳しく
書きたいと思います。
保健室コーチングを中心とした
弊社の講座は
脳のしくみをや想いのエネルギー学を通して
人間そのものを理解するという考え方をしています。
最終的な目的は、「しなやかに生きる力(レジリエンス)」の育成です。
その中で大切にしていることの1つが「意識の焦点」です。
網様体賦活系(RAS)は
意識をどこに向けているかによって
動き方がかわります。
人間の意識の焦点は1つ。
山崎啓支さん(私のNLPの師匠)は
これを「焦点化の原則」と名付けました。
このたった一つの焦点を
どこに向けるかは人生の質にかかわります。
私たちの周りにある何億ビットという情報の内
脳は、自分が意識を向けたもの(わずか150ビット足らず)だけを
拾い上げます。
そのふるい分けにかかわっているのが
網様体賦活系(RAS)です。
何も決めていない時
RASは、あなたが無意識に信じていることや
ついつい口にする口グセを基準に
フィルターをかけます。
「人生なんて無意味だ」なんて思っていたら
あなたのRASはそれを証明するための情報を
集めてきます。
それは、逆に言えば
「人生ってなかなかいいじゃん」という情報は
なかったことにされてしまうということです。
ことばによって意識の焦点が変わり
意識の焦点が向かってないものは
存在しないという認識になるからです
(このことは、講座では実際に体験してもらっています)
「私は、誰からも理解されない」と
口癖のように言っている人ならば
それを証明するように
その情報ばかりをあなたにつきつけます。
そして、想いのエネルギー学(波動理論)から見れば
意識を向けると
そこにエネルギーが集まり
現象化するということです。
嫌いな人に意識を向けて
「あの人嫌だ」と思うと
その人はますます元気になるのも
あなたのエネルギーが
そこに注がれているということです。
だから
あなたが本当に「こうなるんだ」
ということを明確にして
上手に脳を動かしてほしいのです。
このような様々な理論をもとに
保健室コーチングでは
子どもたちの傷を癒すためのものではなく
大人自身が理論を学び
日常の中で自分自身が変化を体験します。
知識でわかったものは
子どもたちの知識に伝わるだけです。
「レジリエンス」を高める実践を本気で実践した人に
子どもたちの「レジリエンス」を
育てていってほしいと願っています。
人生は自分次第なのだと
生きる価値があるのだということを
子どもたちに
しっかりと伝えていくための
理論と手法、あり方を学ぶのです。
まだ現職中だった2007年3月のブログ記事に
その頃の想いが書いてありました。
https://blog.goo.ne.jp/hime1961/e/15a8d7dae899d000f6b58084e995a825
今日、あなたは
自分の焦点をどこにあててすごしますか?
この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
2018年5月23日2019年7月13日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。
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