姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

瞬時に変わる相手との関係を体験していただきました。『教育現場における状態管理」

2015年02月17日 | 保健室コーチング

 【2015年の記事】

  

 

能美市 辰口温泉 旅館まつさき を会場にした

石川県の先生方の自主研究グループ 『明日の教育実践を考える会』の

保健室コーチング研修が終わりました。


この自主研究会様の保健室コーチング研修は2回目ということもあり

かなり内容的に突っ込んだものをご紹介しました。

 

テーマは 「教育現場における状態管理~発信源としての自分~」


    ←  午前中はレクチャー中心!


   

↑ 午後はワーク中心で体感! 本当に大切なことは暗黙知です

 

生徒や同僚との人間関係を決定づけるのは 「やり方」ではなく「在り方」だということを

理論とワークで  楽しく学んでいただきました。


自分自身の状態管理をするだけで、あっという間に

相手の反応が変わることを、体験していただきました。


「相手がどういう人かということは問題ではなく、

自分が発信しているものが相手の嫌な反応を引き出していたのですね」


という感想があちこちから漏れていました。


「受容」とか「受け容れる」ということばがありますが

この抽象的できれいなコトバが

現場の思考停止を招いています。

受け容れる=相手を好きになる、何をしても許す…なんてことだと思っていると

相手の可能性を引き出すどころか、マイナスの影響を与えてしまいます。

本当は受け容れているからこそ、本気でしかれるのですが

受け容れるということの意味をちゃんと理解していないと

叱ることもできず、結局支援する側の方針がぐらぐらするだけなんです。

 

「受け容れる」とは、スキルややり方ではなく

自分の「状態」に他なりません。

相手が自分を受け容れていようがいまいが

自分から受け容れれば、その関係性は瞬時に変化します。


今回の研修では、自分の無意識のコトバ、前提、価値観、思考が、

自分の状態に影響を与えるという体験と

それを瞬時に変えるコトバの使い方や状態変化の具体的な方法を

お伝えしました。


苦手な相手への対応も、自分が状態を変えるだけで、コトバの使い方も

姿勢も 動きも 変化し

その結果 相手からの反応が変わるという

模擬体験もしていただきました。


   

↑   ↑   ↑   ↑

(※状態管理をする前とした後で 苦手な人への対応がどう変わるかを検証実験)


 

この会のメンバーは、高校の一般の教員の方が中心ですが、養護教諭の方もいらっしゃいます。

 

昨年、5月に第1回目をな開催したあと、


先生方が、ご自身の学級指導、生徒面談、進路指導に、


保健室コーチングの概念を活用された実践例もみせていただきました。


私は、原理原則をお伝えするだけですが、


それを現場に当てはめて実践される先生方がすごいです。


さて、なんで一般教員の方が、保健室コーチングなのか?

 弊社のセミナーや講座は、専門的でありながら、


どんな職種、どんな現場でも応用可能な原理原則をお伝えするコンテンツだからです。

 

ですので、基本的に参加される方の職種や立場を問いません。 

保健室と名前がついているのに、

看護師、保健師、経営者、営業マン、子育てママが学んでくださる理由はそこにあります。

 

また、さまざまな指導法、心理学や心理療法、対人支援の手法、セラピーなどを学んだ方々も、


ご自身が学んできた手法がさらに効果的に機能する根底を理解、体感できます。

 

すべてが共存可能な原理原則を、実感を伴って学んでいただけます。


 ハートマッスルトレーニングジムの講座のスゴさは、ここにあります。


昨年からは、一般の方向けの「脳科学コーチング講座」も始めました。


一般の先生、管理職、経営者、ビジネスマン、子育てママ、支援職の方向けに


保健室コーチングを、一般の方向けにアレンジした 内容です。


4/25.26.5/23.24.6/20.21(土日)脳科学コーチング基本編〜実践編Ⅴ
       http://heart-muscle.com/noukagaku-coaching-2015-04-06/

 

 


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