姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

自分の人生を生きる人は自分で思考錯誤する。借り物人生を生きる人は人のものを使う。

2013年05月09日 | 波動脳科学/主体的人生のリテラシー

  

 

【2013年5月の記事】


 今日は お世話になっている税理士さんの訪問でした。


 谷口さんとは NLPラーニング 山崎啓支さんのNLPでご一緒させていただき 以来 とても仲良くしていただいている方です。


 わたしが以前 愛知北FM放送の深夜番組パーソナリティをしているときも ゲストに来てくださったり 私がパーソナリティをやめた後を引き継いで下さったり


 なんといっても 谷口さんが主催してくださった 「出版セミナー」がきっかけで出版させていただいたり。


 そんなご縁の深い谷口さんに 顧問税理士になっていただいて 3年になろとしています。


 家計簿も付けたことがない私ですので 経理のけの字もわからない。

 コツコツやることが苦手で 領収書の整理もできない。

 そんな状態から一つ一つ教えていただきまして・・・


 谷口さんの訪問は 年に1回ですが

 谷口さんちの事務所の女性スタッフの方が 年に数回 訪問してくださいます。


 このスタッフの方からの細やかなアドバイスで

 どうやったら 確定申告の時期に スムーズに申告ができるのか

 を いろいろ考えるようになりました。


 まずは 領収書の効果的な整理の方法

 そして 毎日コツコツ記帳をするための工夫

 会計ソフトに入力する際に 何に躓いているのか、どのようにしたらそれがもっとスムーズになるのか

 ・・・・スタッフさんのアドバイスをもとに 


 自分で検証し 工夫し ひとつのルーチンにしていく。

 そのルーチンに満足することなく さらに検証して レベルを上げていく。

 そして 「自分なりのやり方」を作り上げていく。

 これがものすごく楽しいのです。


 谷口さんの事務所の方々のおかげで 昔の自分からは想像できないほど コツコツとやることができるようになりました。

 わたしの一番の苦手は コツコツやることだったので 本当にそれができるようになりつつあるというのはうれしいですね。


 また、今回は 専門家の視点からの 収入目標の立て方 事業のお金の見方も 教えていただきました。

 以前 波動の先生が教えてくださった 事業計画の立て方の視点も合わせて とても参考になる視点をいただきました。


 独立以来 すべて自分で計画をし 自分で実行し 自分で責任を負うという生活になり

 たくさんの「困ったなぁ」「どうしよう」に出会いました。もちろん 教員時代にもたくさんの「こまったな」」どうするべー」はたくさんあったのですが


 基本的に 人から教えてもらったことや アドバイスを そのままやるってのが どうも性に合わない。

 そもそもが 「困ったことがあったら 自分で工夫する 自分で検証する」・・・いや、しなきゃ気がすまないんですね~


 人が作った指導案では 「自分」の授業ができないのとおんなじですよ。 


 多くの先生は どこかに参考になる指導案や授業法があったとしても、授業のひな型があったとしても 

子どもたちの実態 自分の体験 自分の想いを乗せて 自分の授業をつくっていきます。


 それでも他人が作った指導案を丸ごとそのまま真似する人もいたけど 信じられなかった。。


 だって 目の前の子どもも やる本人も違うのに 人のものそのまま使うって 授業を受ける子どもに失礼っておもわないんか?って・・・

 あるいは Aの導入手法 Bさんの展開方法 Cさんの実験やワーク Dさんのまとめの方法を 

パッチワークみたいに つないでつないで きれいに形づけて自分が作ったように錯覚する方もいました。 


 実際の自分をいろいろな人の情報やスキルで埋め合わせをすると「まるですごくできている仮想の自分」のできあがり。


 それって、学校現場だけでなく 一般の企業の中にも 講師といわれる人の中にもたくさんいるのだと 独立してからわかりました。


 おっと話を戻します。


 私も独立してからは 初めてのことばかりなので たくさんの「どうしよう?」にぶちあたりました。


 困ったことがあった時に 人は何とかならないかなと考えます。


 もちろん学びにも行きますし 学んだものを使ってみるということもします。


 でも 人が教えてくれたもの あるいは 本で読んだこと セミナーなどで勉強したことは 人が検証したものであり その時点では 「人の借り物」にすぎません。 


  それはとても大切なことだけど 本をよんでその通りにやっても 誰かが教えてくれることを そのままやっても  うまくそれが機能しないんですよね。

  だって その人が立ち会っている現場や現実は 他の人の現実とは違うからです。

  だから 学びに行くのは 「真似できるスキルを取りに行く」というためではなく 


  「視点」をもらいに行くのです。


  谷口税理士のアドバイスが 一見「やり方」を伝えてくださっているようで 

  実は経理という実務を通して 自分の事業をどうしていくかを考える際の「視点」をくださっているようにです。


  やり方というのは 教えてもらっても 柔軟性がない人にとっては そのままのやり方をやるということしかできません。


  しかし「視点」というのは 自分がその視点で 自分の現実を見て そこからどのようにしていくのかを「工夫する」というたくさんの「余地」にあふれています。

  伝える側の力量と、受け取る側が「何を求めているか」の相乗作用です。

 

  伝える側がどれだけ「一つのスキル」を通して 「視点」「在り方」を つたえようとしても 

  受け取る側が 「やり方を知りたい」「何かパくれるものはないか」という態度だったら 学んでも 学んでも やってもやっても 同じことの繰り返し。

  だって 外に求めているだけなんだもん。


  

 こんなことがありました。

 あるセミナーで学んだことを 保健室でどのように活用できるかと 検証しながら取り入れている時に 

 その手法のインストラクターが 「そのことについて ちょっと指導者に聴いてみたんだけど “私が学んだところによるとそれは違うと思う”、って言ってましたよ」

 といわれたことがあります。

 みなさんならどうしますか?


 その手法の「偉い人」が そういっているから 違うんだ、とやめます?

 私は こう思いました。そのように助言した方は 「上の人が言っているから」と言っていて  その上の人は「私はそうまなんだから」って 言っているんです。

 で、あんた 自分で検証したの?

 って話で。


  私は そんなことはない 波動とか いろんなものを学んで そのスキルを どう解釈しても これで効果が出るはずと 検証を続けたら

  やっぱりOKでした。


  「テキストに書いてあるから」「師匠がこういったから」「こうしろとまなんだから」は まったく理由にならず

  「自分の現場で自分が検証したことが 自分にとっての真実」なんですよ。


 私の保健室コーチングやその他の講座に来て下さる方も 初めは 「今の現状を何とかできることはないのか」という気持ちでいらっしゃいます。


 それは それでいいのです。


 でも 学んでいくうちに 違いが出てきます。


 「視点」を的確にとらえて 自分の現場で検証して 自分のものにされていく方と

 「やり方」を現場に詰め込んで 学んだとおりに やろうとする 

 あるいは 他で学んできたものをつぎはぎにして 形だけの何かをやろうとする人と・・・


 だから ダメってわけじゃなく 

 学んだことをやってもうまくいかない時が 本当のステップアップの時で


 そこでちゃんと自分の現実と向き合えるかどうかなんですよね~


 自分は 人のものをつぎはぎにしていただけで 

 人のものを積み上げた上に成り立っている自分(仮想の自分 虚の自分)を

 自分だと思っていただけだと気づいて認めて受け入れるところからしか 始まらないんです。

 でも 人間って 一回そのやり方でうまくいったのだから 手放すことができないわけです。


 だから 相手がこうだからとか ほかの人の影響受けてうまくいかななったんだとか

 コントロール不可能な部分に目を向けて 現実から目をそらす。


 そんなことを繰り返しながら 「自分が主で動く」という立場を選択した時

 「やり方」の中にある「視点」だけを自分の現実に生かせばいいのだって 気づいていくのだと思います。


 私自身も まだまだ 自分のものにしていくために さまざまな点で 「自分の検証」が必要です。

 その検証があるからこそ 保健室コーチングをはじめとする 

 ハートマッスルトレーニングジムの講座は 独自性を高め進化することができたのだと思っています。


 「スキルではなく思考法(視点)を学びなさい。私はそれを提供する。」 これは NLPの師匠 山崎さんの言葉です。

 「最初は人の借り物(情報を使っているだけ)だとしても 自分の真実になるまでやり続けなさい。」 これは アイシン波動ワークの荒島先生のことばです。


 自分の人生なんだから 自分が検証した自分の幸せ 自分が立証した人生を生きる・・・ですね。 


     


 

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