姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

コミュニケーションは世界を救う 名古屋経済大学キャリアの基礎3

2008年12月05日 | 学校生活

 【2008年の記事】

 

 すっかり場の雰囲気もよくなってきた名古屋経済大学のキャリアの基礎講座3回目



 今日のテーマは、社会で役立つコミュニケーション!


 ゲームやワークなどを通して、わきあいあいと学びました。


 となりの教室で静かなゼミをやっていたのに。。。。うるさかっただろうなぁ。ごめんなさい。私も、声でっかくて・・・・

 思った通り、「未来の成功した自分の新聞記事」の宿題、かなり難しかったようです。

やろうとしても、想像がつかない。。。それは、やる気がないとかではなく、いつのまにか彼らの中に作られた「制限」かもしれません。



 何か夢を描こうとすると、まずは、現状を見て、「それは無理」「自分はこの程度」と、現状から夢を描くというやり方が、刷り込まれてしまっているのでしょうか?


 でも、「想像がつかない。制限なく夢を考えることができない。」と気がついたことが、大きいのです。
 
 ある学生さんが、「おれ、スキャンダルでもいいや。」って話していて、

「どのタレントがいいの?KKなんてどう?」と聞いたら


「KKは、きゃばいから・・・自分を作ってるみたいな感じがする」


「へぇ、スッピン系が好きなの?」


「そうそう、そんな感じ」


「じゃ、M・Aなんかは?」


「あ、いい!その子なら」


「すっぴんがいいっていうのは理由ある?」


「自分を作ってないって気がする」


「あなたにとっては、自分をつくってなくてそのままっていうのが、大事なのかな」


「あぁ、そうかも知れない」

 

「それは、自分もそうありたいって思っている?」


「うん、そうかな」

 こんなふうに、どんな答えを書いても、どこかに必ず、その人の価値観って出てきます。



 前回の自分探しでは、自転車が好きっていう学生さんが、「自分は、自動車よりバイクより自転車がいい。

だって、どこでも、おいて自由にいけるでしょう」と話していました。

彼にとってのキーワードは、「自由」。束縛されるのは嫌いだって言っていました。



 先ほどの学生さんは、仕事を選ぶとき、「すっぴんの自分でいられる場 スッピンの自分を生かせる職場」ってのが、

大事になるかもしれません。


自転車が好きな彼なら「束縛されず自由」な感覚でいられる場を求めていくのかもしれません。



 自分のことを、よりよく知っていくためのたくさんのワークをしながら、自分の価値観や生きる方向性、

 何が喜びにつながっているのかを探し出すことは、とっても大切なことだと考えています。


 そして、コミュニケーション。

 どんなに知識を詰め込んで、どんなに一流大学を出ても、コミュニケーションができなければ、そこで、躓いてしまうことになります。

 コミュニケーションは、スキルではないのです。知識でもないのです。

 感性です。

 今日は、またまた、脳機能学と心理学の視点から、「コミュニケーション」を学びました。

 ワイワイガヤガヤ!笑顔がたくさんあふれて、でも、レクチャーは食い入るように聴いてくれて、本当に楽しい時間でした。

 社会に出たら、首に「◎◎大学出身」なんて、札をかけて歩くわけではありません。何が勝負ですか?その人間としての自分そのものです。


 世界に大異変が起きて、肩書きも地位も持ち物も何もかも価値がなくなったとき、

 そんなものに頼っていた人は、どうやって自分を保っていいのかわかりません。

 でも、そんなものではない「軸」「一貫性」を持った人は、ちゃんと生きていける、そんな強さを持っています。
 
 あなたたたが、目指すのはそこです。

 そんな話をしたら、全員が顔をあげて聴いてくれました。

 人生のたかだか18年とか20年ちょいでつけられたレッテルを、真実だと思わなくていい。

 人生80年としたら、あと60年で、本当に意味での、人生の軸を見つければいいじゃん★

 人は、いつでも変化できる 人は、いつでも成長している

 それを知ったものが、自分の可能性を信じることができます。 
 
 頑張れ!学生たちよ!


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