姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

宿題が多すぎる、できないと自暴自棄になっている小2孫と電話

2017年02月02日 | 保健室コーチング

小2の孫のなあちゃん 宿題が多すぎる、わからんと大騒動して泣いて電話してきた。

 


先の不安が先に立ち、目の前のことに集中できない様子。


「宿題が多すぎるんだ!がっこうなんかぶちこわしてやる」」


とわめいています。


1つ1つやればできるのに、やることに集中できず、できてないものに焦点を当てて

勝手に重圧感を感じているのですな。

 

そこで、とにかく目の前のひとつに意識を向けさせてみようと


「ねぇねぇ、なあちゃん。全部やらんでもいいけどさ、

1個だけできたら、もう一回ばあばに電話してくれるかな。

とにかく、1個だけね」

といったら落ち着いた。


娘からは、まだ泣いていて、やや自暴自棄になってるよとメールが来たが、


20分ほどで「3つできた」となあちゃんが自分から電話してきた。


そりゃ、すごい!


「こんなに短い時間でできちゃったの?

さっきまで泣いていたのにどうやったら、そんなに早くできるの?(ミルトンモデル使ってみました)

あ、1つだけやるって決めてやったら、脳みそがパッカーーーンって動き出したのかーー。

(「決める」=「脳が動く」というイメージをもたせてみました)

なあちゃん、すごいね。」


「うん。」


「じゃ、ばあば、今からお風呂はいるからさ、なあちゃんが宿題終わるのとばあばがお風呂から上がるのとどっちが早いか競争しない?」


「いいよ」


「なあちゃんが勝ったら、ママに10回チューしてもらって」


「うん」


「ばあばが勝ったら?」


「なあちゃんが踊っている動画、おくって」


「わかった!」


というわけで、宿題は無事に終わりましたとさ。


めでたしめでたし!



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