私が、本格的に小学校での性教育(このことばはあまり好きではない)を始めたのが、平成元年だったと思います。
性教育ということばに対しては、とてもいろいろな解釈をされてきましたし、
いまだに解釈の仕方で誤解とか偏見すら生んでいます。
私は自分の取り組みを「いのちの学習」「いのちの教育」と呼んできました。
私が、子どもたちに「いのち」を学ぶことをとおして伝えたいことは、
「あなたは、とてつもない奇跡的な確率でこの世に誕生した」ということです。
「だから、自分の心もからだも大切にして生きて欲しい」ということでした。
(昨年度の実践と生徒の感想は↓)
http://blog.goo.ne.jp/hime1961/d/20070122
http://blog.goo.ne.jp/hime1961/d/20070123
(前任校での実践は↓)
http://www.tcp-ip.or.jp/~hime21/mokuji/runrunpage.htm
NLP心理学に出会い、自分が人生をかけてすべき仕事について、
問い続けてきたこと・・・・
そうしたものが、最近だんだん絞り込まれてきています。
私の幼少の頃の体験とか考えてきたこととか、
無意識に行っていた教育現場での取り組みとか、そうしたものが、
ひとつにつながってきているのを感じています。
このところ、いろいろなことがシンクロしていて、
偶然みつける本も、同じようなメッセージが出てきます。
昨日から読み始めた本「この世で一番の奇跡」もそのひとつで、
今日、この本も読み終えました。
この世で一番の奇跡とは、まさに、自分自身がこの世の中に生まれてきたこと。
私が、「いのちの学習」をとおして、子どもたちに伝えてきたこと、
伝えたいことが書かれていました。
先日読み終えた村上和雄さんの「遺伝子ONで生きる」も、
同じように、人間の生命の不思議、
そして、私たち人間の中にうめこまれた限りない可能性について書かれていました。
生まれてきたことが奇跡だから、いのちを大切にする。。
それだけではなく、その生命に刻まれた人間自身が
気づかないおおいなる可能性というものを、あらためて感じました。
ある本は遺伝子工学から、ある本は心理学的に・・・
同じメッセージが埋め込まれていることに、
まさに、サムシンググレートを感じます。
NLPを学び始めて、
自分の生い立ちと自分の体験と自分が無意識にやってきたことの
大いなるリンクを知り、明確なる方向性が開かれようとしている気がします。
「子ども達にも、子どもに関わる人たちにも 自分の存在がいかに価値がありすばらしいものであり、可能性に満ちたものであるのかを伝え、それを引き出して行くこと」
それが、自分のやりたいことなのかなと、思っています。
そして、上意下達で、勝手に決められたいろいろな枠組みの中で、
混乱している教育の現場をなんとかしたいというのも、私の大きな願いです。
一教員の立場で、できることもできないこともあるけれど、
まずは、自分自身が、自分自身の中の「この世で一番の奇跡」を掘り起こそうと
思います。
「成功」とは「お金持ちになること」「裕福になること」ではなく、
自分が自分らしく生きることです。
自分らしく生きるとは、自分の本質とか魂とか
一番深い部分が望むものにしたがって生きること。
私がこのところ、いろいろな本やいろいろなところで受け取っている共通メッセージ
「感謝すること」
「選択することと選択することへの責任」
「世界にも過去にも未来にもたったひとつの自分という存在」
「安全という枠、限界という枠からの脱出」
「無限の可能性 価値」
「人生に奇跡を起こす力は、だれでも持っている」
遺伝子オンで生きる―こころの持ち方であなたのDNAは変わる!村上 和雄サンマーク出版このアイテムの詳細を見る |
この世で一番の奇跡 (PHP文庫)オグ マンディーノ,Og Mandino,菅 靖彦PHP研究所このアイテムの詳細を見る |
小生は、これ幸いにと、小4と小5の子供達に、性の営みについてお話・・・。^^以前の日記に↓
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=448998397&owner_id=987749
でも、毎日となると・・・・・・・(^^;
生きるということ、人を愛すること=自分を大切にすること。
これからも自分なりに伝えていきたいと思います。
生きていること、この世に生まれたことに感謝しながら。