感情コントロールより大切なこと

2022年08月24日 | 保健室コーチング

（一社）ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー　桑原朱美です。

今日のテーマは
「感情コントロールより大切なこと」です。

波動脳科学セルフアクセプトコース第１講の感想が
続々と届いています。

セルフアクセプトコースでは
Ａ日程、Ｂ日程ともに
講座終了後は、アーカイブを見て
何度も学ぶことができ、とても喜ばれています。

初めて学ぶ概念も多いので
講座の後30分は、自由なおしゃべりタイムで
質問なども受けながら
概念が現実とつながるようにしています。

今日は、ベテラン養護教諭のＭ先生の感想を
ご紹介します。

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１講終了後、アーカイブを視聴しました。

「結果を何とかしようとしていじくりまわそうとしたり、
感情をコントロールしようとするということではない」

「人との関わりで、不安になる、悲しくなる、
怒り等の感情の根底にあるものは、
＜自分を受け容れて欲しい＞＜外に求めている＞
＜自分の期待する結果と違うから＞ということ」等

今までの自分の人との関わりと照らし合わせて、
「なるほど、そーゆうことか」と、
　今さらながらしみじみと感じました。

本当に内容が深いです。

保健室コーチングを受講して、「自分が発信源」「受け容れる」
「相手の気になる所は自分の鏡」等が頭の中で堂々巡りをしているだけで、
自分をどう扱っていいのかわからず…

　姫先生の
「光の時代に突入した。隠れていたものがあぶり出される」が、
正にその通りだなあと感じています。

今まで、良くも悪くも自分の開かずの間に入れて
何とか収まっていた変性自我ちゃんが、
受け容れて～！と大暴れしているという状況でしょうか。

これから受講していく中で、
どんな変性自我ちゃんが私の中で暴れているのかを知り、
受け容れることができた時、私自身の感じ方はどのように変化するのかな…

30分のおしゃべりタイムの時に、姫先生からアドバイスをいただいた
「今日も一日、一番大切なことにエネルギーを使いました！」
と宣言して一日をスタートします。

そして、ふと余計な思いが浮かんできたら、
「またやっちゃった～」と心の中で言って終わり…ですね。

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「感情をコントロールしよう」ということが
よく言われます。

この一言だけでも、いろいろな意味があり、一概に否定はしませんが
波動脳科学では、感情は「結果」と考えます。
その結果をもたらすのが、変性自我ちゃんです。

変性自我とは、自分の中に存在する小さな私。

この変性自我が反応して、さまざまな反応（感情や行動）を
引き起こします。

「怒っちゃだめだよ」「気持ち切り替えましょう」
「もっとポジティブに考えよう」など
つい言ってしまいます。

感情をおさめようとしたり、こんな感情を持ってしまうのはよくないとか
ポジティブにならなくては・・・
と考えるのは、決して間違いではありません。

ただ、自分の中の何がそうさせるのかと
自分自身と思考、感情、体の反応を分けて考えることができないと
だれかのせいにしたり、自分にダメ出しをしてしまいます。

マイナスの感情が現れる時
あなたそのものが反応しているのではく

あなたの中の変性自我ちゃんの一つ（あるいは複数）が
反応しているのです。

その変性自我に自分自身が取り込まれると
コントロール不能となり

最初に反応した変性自我ちゃんと真逆の変性自我ちゃんが
現れて、「それはだめだ」と攻撃したり

その変性自我ちゃんに対し、また別の変性自我ちゃんが
「そんなこと言ったって！」と、擁護したり。

これを自分の中で延々繰り返してしまいます。

悶々としている、葛藤している、気持ちの整理がつかない
というのは、この状態です。

30分のおしゃべりタイムの中で、Ｍ先生が
「気になる人のことをつい考えてしまう。考えてはいけないと思うのだが
また、その人のことを考え、心が乱れる

というご相談をいただきました。

自分の思考や感情や体の反応にとらわれるより
「あ、私、また考えてる」と気づくこと。

「また、やっちまったな。
　さて、1つしかない焦点を今、どこに向ける？」
と客観的に考えること

つまり、自分自身をメタ認知する視点を持つことです。

とらわれてしまった自分を責めることなく
握りしめていたものをパッっと手を離すように
そこから意識を今、この瞬間にすべきことに向けるだけ。

意識を向けることは、そこにエネルギーを
注ぐこと。

嫌いな人のことを考えるということは
相手に自分の大切なエネルギーを流すことになります。

だから「今、すべきことに私の大切なエネルギーを使う」
と決めること

それでも、また、考えてしまいます。

また考えてしまう自分を責めることなく
「おっと、エネルギー自分のために使うよ」と
もう一度、自分と約束してやるべきことに向かう。

偉そうに言っている桑原も
ハッと気づくと、よく過去のワンシーンを思い出し
一人でムカついていることがあります。

妖怪「執念ヘビ」や「許せんべぇ」が
むくむくと現れます。

過去に同じ状況で傷ついた時に
自分を守るために作られた妖怪さんです。

だから、否定することもなく
「ありがとうね」と言って、「今この瞬間を生きる！」と
切り替えています。

「負の感情を消す」というような何か特別なワークや特別な心理療法や
怪しげなスピリチュアルの力もあってよいのですが

自分が生まれてから何十年もかけてできてしまった
自分のパターンを一瞬で変えようとしても

あっという間に元に戻ります。

自分で作ったものだから、自分で変えることができる。
コツコツと自分の日常でやり続けること。

桑原ができているから言っているのではなく
桑原自身も、日々、皆さんと同じように
感情にとりこまれ、怒ったり、落ち込んだりしています。

しかし、人間の感情のしくみを
心理学ではなく波動的に理解することで
自分の意志で、自分の人生をマネジメントできることを
体感しています。

それでは、今日も
素敵な１日を！

この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
2022年7月21日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。

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姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

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