7月の京都会場同様、今回の横浜での保健室コーチング基礎講座にも
たくさんの方がお申し込みくださいました。
遠くは青森から そして関東勢は 栃木、千葉、神奈川、東京、さらに山陽・岡山県からも!
みなさん、ほんとに熱心で、そして、講座そのものを楽しんでくださいました。
脳の科学からも見ても、「楽しい」と感じる時って、
脳も心も豊かに学んでいます。
アイスブレークのワークでは、
あっという間に参加者の方々の表情が緩んで、
それぞれのグループで明るい笑い声が。
人間が心を許すための脳の科学を用いたアイスブレークで、参加者の方々が、
「昔からの友達だったような」そんな感覚が生まれているようでした。
1日目は、人間のパフォーマンス(能力・成果)を決める条件を、
お伝えしました。
そして、保健室に来室する子どもたちが抱える課題の解決をするためのかかわりではなく
子どもたちを苦しくしている「システム」そのものに働きかけるという
保健室コーチングのアプローチの基本をについてお話ししました。
子どもたちの問題を解決するためのアプローチではなく、
子どもたちを苦しく感じさせてしまう子どもたちの自身のシステムそのものに働きかけると
それ以後の同じようなパターンについての行動にも
顕著な変化が起きます。
その視点は たった3つなんですよね。
それをどこまでも深く学びます。
理屈はもちろんですが
自分がその変化を体験すれば、どういうことなのかを理解できます。
この3つを変えることで 確実に変化が起きます。
苦しくて苦しくて 教室に戻れないと言って保健室にやってきた子が
短時間で気持ちに変化を起こします。
何で短時間っていうのが必要かというと
保健室でのアプローチは、一般のカウンセラーやコーチのように
1人のクライアントのために
時間と場所が確保できるとうい状況ではなく
10分の時間の中で、予約もなしにやってくる複数の子どもたちに関わる状況にあるからです。
1日目の今日は その概念をたっぷりと学んでいただきました。
今回の横浜会場に参加してくださったみなさんは、本当に元気で
あちこちで、笑いがおきたり、とにかくずっと楽しい雰囲気があふれていました。
結構な人数だったのですが、 千葉から3名 長野から3名
アドバンスコース修了生が、アシスタントとして助けてくれました。
← 写真は頼もしいアシスタントさんたち
今回は、特に「自分たちが勉強会、あるいは入門講座を開くとしたら、この部分をどう伝えるか?
という視点も交えて、講座の様子をみて、そして、アシストしてくださいね。」という課題を
もって参加していただきました。
(今年、来年と、アドバンスコーチによる勉強会や入門講座が各地で開催される予定です)
今回の参加者の方々の学びの意欲はハンパなく、そしてその理解力も半端なく
スムーズに講座が進みました。
1日目で一番盛り上がったのは、
内的映画で意識の時制がどこにあるかによって パフォーマンスが全く違うのだという
検証実験。
毎回のことながら驚きの声が上がりました。
1日目終了後のシェアで
「いろいろな研修にでたことがあるがある研修では、中には苦しいなと感じる研修もあり、
今回のようにこんなに楽しみながら学ぶこともできるんだとすごい発見でした。」
と、シェアしてくださった方がいらっしゃいました。
研修=堅苦しい、まじめ というイメージを持つ方は多いのですが、
保健室コーチングはまじめでとても深い内容を
楽しく学べます。
さて、2日目は何が起きるかな?