3連休のあと,昨日の一日出張を終えて,ひさびさに学校に顔を出しました。
休みというのに,学校は,活気付いています。
今日は,2年生の補習もあり,姫は,英語苦手グループを担当してきました。
楽しい時間でした。彼らの純粋な笑顔は,心を癒してくれます。
補習には,NLPで学んだVAKを取り入れて学習を進めました。
さて,本題です。
今読んでいる本に,「期待と失望」ということが書いてあり,
まったくもってその通りだと思いましたので,紹介します。
私たちは,自分がしたことに対して他人が「こうしてくれるだろう」という期待をもっている。
そのためにその期待通りの反応をしてくれないとそれに対して「失望」する。
見返りを期待しているのである。
それは,間違った期待であり,
その原因は「勝手な思い込み」「コミュニケーション不足」。
相手とのお互いの了解のない期待の裏には「おそれ」がある。
たとえば・・・
「子どもが駄目な子になって自分たちが駄目な親だとみなされるという恐れから,子どもに過剰な期待をする」
「愛されなかったらどうしようという恐れのために,見返りをもとめて何かをする,贈るという期待」
「自己中心的と思われたくないからという恐れのために何かをすると言う期待」
人から何かもらうと自分も何かあげなくてはならないとか借りを作ったように感じる人は,
自分が何かを与えるときに必ずも見返りを期待している。
人が,何も見返りを期待しないで
無条件で何かを与えてくれるということが信じられないからである。
要約するとこんな内容だったと思います。
まずは,自分の期待を意識化することからはじめることが大切だと書かれていました。
自分の生活を振り返ってみても,勝手な期待をして,
それがうまく行かず勝手に傷つくということがたくさんあります。
それは,ストレスやフラストレーションを起こしてしまうんですね。
感情に翻弄されているうちは人間は幸せになれないという筆者のことばが身にしみました。
「他人を指導しようとするならば,その人に期待せず愛の気持ちでそれを行うとよいでしょう」
というのは,教師である自分へのことばのようにも思いました。
この際の「期待」とは,相手をコントロールしようとすることなのかもしれません。
内容の濃いブログですね
人間関係において「期待する」ということは言葉を変えれば「見返り」なのかなァ・・
メリット、デメリット・・
あんなにしてやったのに・・
「のに」がつくと愚痴が出る。。。?
今年の島根の山奥は記録的な積雪のところもありますね
「のに」がつくと,グチになる。本当にそうですね。あいだみつをさんの詩の意味が,この本を読んでよくわかりました。
P.S. 出雲市に住んでいらっしゃるって聞いて,ますます身近に感じちゃいました。姫は,出身は島根の山奥(頓原町といいます。今は飯南町になりました)ですが,高校は出雲市でした。
出雲には高校時代の友達もたくさんいます。