姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

北部中学校最後の体育大会。

2007年09月20日 | Weblog



大口北部中学校最後の体育大会。
昨年度と同様、大口中学校との合同体育祭として行われました。

まだまだ残暑厳しすぎるこの暑さ。

生徒たちが、本当によくがんばっていました。

やはり、一番心に残ったのは、縦割り学年で行った「応援合戦」でした。
1年生から3年生までの学年をたてに割っての応援合戦。

3年生がすばらしいリーダーシップを発揮していました。
練習もこれまでのように、学級ごとにやるのではなく、学年を超えての練習です。

それゆえの苦労が、生徒たちには、ありました。

体育大会本番に向けての練習の中で、3年生のリーダーたちが「もうだめだぁ。できっこねぇ」なんて、保健室で弱音を見せている姿もありました。

でも、でも、でも。
どのチームもすばらしかった。

ああ、よくここまで3年生は、下級生を引っ張ってきたなぁ。
1、2年生はよく、先輩たちについてきたなぁ。がんばったなぁ。と、胸が熱くなりました。
結果より、みんなでひとつのものを作り上げようとしたその「気持ち」を、大切にしてあげたい。。。と、職員はみんな同じことを思ったことでしょう。

そして、色とりどりの大口中の鳴子おどりは、あふれるエネルギーを感じました。
集団の力はすごいです。・

今年は、暑さもあり、体調を崩す生徒が多くいました。
養護教諭は私と大口中学校の養護教諭さんの二人。

二人いるって、すごくありがたいです。
それでも、足りなくてほかの先生方のお助けをいただきながらの救護コーナーでした。

新しい中学校になったら、ぜったい二人必要だ!と思いました。
でも、県の基準は、中学校で800人以上いないと複数配置にはなりません。

来年度は、統合しても700人くらいでしょうか?
県費での配置が基準に合わなくても、他市町村のように、市町村費での配置が実現するといいなぁと思っています。

いろいろな背景を背負った生徒たちに、できるだけの対応をしてあげることができるように・・・・絶対に必要な措置だと感じています。

来年度は、町内でたったひとつの中学校となるのですね。
大口町の中学生を一手に引き受ける大きな学校となります。

学力の保証のためには、十分な心のケアができる環境、人的配置は、必要不可欠。

今日の体育大会には、町内の保護者の方々、地域の方々が、とってもやさしいまなざしで、中学生の活躍をみてくださっていました。

たくさんの笑顔に出会いました。

体育大会のあとの、職員の打ち合わせの際に、2年生の学年主任が、「3年生の先生方に、ぜひともお礼が言いたい。3年生の生徒がほんとうによくがんばって下級生を引っ張ってくださった。2年生の生徒にとっても、すばらしいモデルを見せてくださった。ありがとうございます。今日のこの3年生の姿を新しい中学校に引き継ぎたい」と話されました。

すばらしい思いを持った職員の方々といっしょに仕事ができる幸せを感じた瞬間でした。


生徒のみんな。先生方(特に不死身かと思うほどの体育科の先生方)お疲れ様でした。裏方でがんばってくださった職員の方々、PTAのかたがた。

お疲れ様でした。ありがとうございました。



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3 コメント

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大人達が・・・ (明石のカズ)
2007-09-21 21:03:37
子供らが、顔晴ってんのに、大人達がカッコエエとこみせたらなアキマセンよねえ

大人になるって、オモロイ事なんやっていうとこをねえ
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そうそう! ()
2007-09-22 09:47:49
 カズさん、ありがとう

 うん、大人って楽しいぞって。
 私たちの生き方で教えたいね。
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・・・・ (リリカル)
2007-09-23 02:23:02
フン・・・母校に未練なんかあるもんか・・
別に無くなるわけじゃないし・・北中は生徒の心の中にいつもあるから廃校にならないのだ!!
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