姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

卒業生と

2007年09月19日 | Weblog



 卒業生と会いました。


 ちょっと静かな喫茶店で。

 彼女の近況を聞き、相談を受けました。
 
 「姫〰、ごめんね。卒業してまでめいわくかけちゃって」


 そんなことばをぽつんとつぶやいた彼女の優しさが、心に伝わってきました。

 彼女は、とても体感覚が強く、中学時代も時々、保健室でセッションをした子です。

 セッションを通して、常に自分の「体の感覚」で納得し、自分の課題を解決していました。


 今回は、喫茶店だったので、ワークは行いませんでした。


 でも、彼女はすでに、リソースとして、解決のためのたくさんのものを持っています。

 おいしいケーキを食べながら、彼女の思いを聞きました。
 
 中学時代の話になりました。

 彼女の友達が、保健室に涙ながらに相談に来たエピソードに話題が移りました。
 
 「あの時、あのコと話したよね。あの時、あなたが言った何気ない一言で、あのコ、すごく救われたんだよね」


 「え?そうなの?おぼえてないなぁ」

 そのときのエピソードを回想しながら、

「あの時、あのコが思い違いをしていたこと、実はとっても小さかったよね。・・・・・あ、なんか、今の自分と重なるかも」という気づき。

 しばらくすると、携帯がなり、それを取り出した卒業生が

「あーっ!あのコからだよ。メールアドレス変えたって。話していたら、その人がやってくるっていうけど、ほんとだね。びっくり!」

 シンクロニシティでしょうか?

 1時間弱のお話をしながら、解決のための第一歩を自分自身で決め、言語化している彼女がいました。

 ふたりで食べたケーキ。

 すごく、おいしかったです。

 またひとつ、大きくなって自分自身のリソースにも気づき始めたようでした。

 人が成長していく 変化していくって ほんとうに素敵ですね。

 


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