卒業生と会いました。
ちょっと静かな喫茶店で。
彼女の近況を聞き、相談を受けました。
「姫〰、ごめんね。卒業してまでめいわくかけちゃって」
そんなことばをぽつんとつぶやいた彼女の優しさが、心に伝わってきました。
彼女は、とても体感覚が強く、中学時代も時々、保健室でセッションをした子です。
セッションを通して、常に自分の「体の感覚」で納得し、自分の課題を解決していました。
今回は、喫茶店だったので、ワークは行いませんでした。
でも、彼女はすでに、リソースとして、解決のためのたくさんのものを持っています。
おいしいケーキを食べながら、彼女の思いを聞きました。
中学時代の話になりました。
彼女の友達が、保健室に涙ながらに相談に来たエピソードに話題が移りました。
「あの時、あのコと話したよね。あの時、あなたが言った何気ない一言で、あのコ、すごく救われたんだよね」
「え?そうなの?おぼえてないなぁ」
そのときのエピソードを回想しながら、
「あの時、あのコが思い違いをしていたこと、実はとっても小さかったよね。・・・・・あ、なんか、今の自分と重なるかも」という気づき。
しばらくすると、携帯がなり、それを取り出した卒業生が
「あーっ!あのコからだよ。メールアドレス変えたって。話していたら、その人がやってくるっていうけど、ほんとだね。びっくり!」
シンクロニシティでしょうか?
1時間弱のお話をしながら、解決のための第一歩を自分自身で決め、言語化している彼女がいました。
ふたりで食べたケーキ。
すごく、おいしかったです。
またひとつ、大きくなって自分自身のリソースにも気づき始めたようでした。
人が成長していく 変化していくって ほんとうに素敵ですね。