姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

星飛馬が3人  ~自分の人生を歩く~

2007年11月12日 | Weblog

 【2007年の記事】
 

 高校1年生の娘が、進路学習会でリクルート社の方から話を聞いたよ!と教えてくれました。

 

 中学から高校へいって脱落する生徒  

 高校から大学へいったものの「何をしたいのかわからない」「やりたいことは別のことだった」と、

 大学を中退する学生 せっかく就職しても3年以内に止めてしまう若手社会人。



 結局300人いても、3年以上続けて働くことができるのは、100人を切る・・・・・というような内容を聞いたと話てくれました。

(うちの次女の話からなので、数字的に多少違っているかもしれません。)



「その人が言っていたよ、何をしたいのかってことを、よく考えて、将来を決めていかなきゃねって」

 進路学習って、「受験指導」ではありませんよね。進路学習は、「生き方学習」です。


 夢=仕事ではなく、そのまえに、どうありたいのか? 

ど んなことを喜びに感じて人生をいきていきたいのか。中学生や高校生では、まだ考えたこともないかもしれません。



 夢は=職業  ではなく、 夢とは「どんな人として生きていきたいか」であると思っています。 

 職業は、その夢を達成するための「手段」です。



 あなたが、なりたい職業がこの世からなくなってしまったら、その人の夢は、永遠にたたれてしまうことになります。

 だから、夢=職業  ではないんですね。



 さて、ラジオを聞いていたら、あるタレントさんがこんなことをいました。


「あのボクシングのK3兄弟。あの子達、もの心ついた時から、ずっとボクシングで、他の仕事とかみたことないし、

ただただ、お父さんの夢の上に乗ってやってきたんだね。その他職業とかことを考える余地もたえられなかった?



 それもいいんだけど、それじゃあ、


それじゃまるで、星一徹の指導のもとで、野球という選択肢しかあたえられなかった星飛馬が3人いるようなもんだ」


 けっして ボクシングのK兄弟のことだけでなく、「自分の人生の舵取り」を自分でしない、という若い人、結構いるような気がします。

「自分で考えるのがめんどくさい」

「だれかに決めてもらうと後が楽。考えなくてもいいもん」という生徒もいます。

自分の人生、自分で舵取りをしたい。

最近、考えることを「とめて」しまう生徒がいるような気がします。

あなたの人生を歩むことができるのは、あなた自身。だれかにまかせちゃいけない。


他人に「あなたの人生」という大きな船の舵取りをしてほしいと、願っています。




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2 コメント

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人生って ()
2007-11-14 16:04:14
エディタ経由でどもー(^_^;)
早くからレールを敷かれてしまうって
なんか自分で選べない人生のようですが、

うちはクリーニング店もやっているので
息子は子供の頃、父おやのあとついで
自分もなる・・と言ってました。
誰もなりなさいと言ってるわけじゃないけど

・・ただ、現実、向き不向きがあるのか
どうも商売にはむいてないような~
もくもくと仕上げたり中の仕事はばっちり
なんですが。蛙の子はかえるとはいかないみたい

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ありがとうございます。 ()
2007-11-27 11:10:57
霞さん

コメントありがとうございます。
自分で自分の人生の舵取りをするって責任を負うことですよね。

親子といえども、生まれ出た瞬間から、別の人間ですものね。ひとりのにんげんとしてどこまで尊重できるのか・・・いろいろ難しいですよね。
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