10月に受講したエリクソンヒプノの中級 上級コースに参加してきました。
今回はワーク中心で、初級で行った誘導方法をもとに、いろいろなヒプノセラピーを実習しました。
また、TFTというボディ系のセラピーも教えていただき、保健室でも、ストレス軽減などに即使えそうです。
今日の講座には、高校で教育相談をやっている方もいらっしゃっていたのですが、彼もNLPを学び、12月にはトレーナーコースに良くといっていました。
「学校現場での生徒の悩みや問題については、もうカウンセリングという手法だけでは、対応できない」という思いは、私と同じでした。
学校という場では、ブリーフセラピー(短期療法)を中心とした何らかの方法を導入していかなければ、本当に子どもたちが抱えている諸問題の数にも質にも、対応できません。そんな状況に来ています。
私が養護教諭の新任だったころに比べると、養護教諭の執務ぜんたいにおける心の問題の比重はかなり大きくなっています。さらに、どもたちが悩んでいる内容も、多様化、深刻化しています。
また、保健室においても、いくつかの問題を同時に対応しなければならない、
だれかの相談活動をしていても、けが人 病人が入れば、話を聞いていた生徒への対応を中断して、けが人、病人の対応をします。なかなか、1人の生徒だけにずっとかかわるというわけにいかないという現実もそうしたことに拍車をかけています。
こんな状況の中でも、いまだ、養護教諭は複数は位置されていません。
心の問題に対する対策は「カウンセリング」一辺倒。
ほんとうにこれでいいのかな。
いいわけない。
なんとかしてほしい・・・なんて、もう他力本願はやめる。
自分で外の世界を見て、 自分で学んで、
今、必要なものを自分で引っ張ってくる。
もうそれしかないと感じる。
現場にいて、磨かれるものと 逆にさび付いていくものがあるような気がしている。
感性をさびつかせたくない・・・と思う。
自分が、人生をかけてやるべきものを見失いたくないと思う。
私もTA・ゲシュタルト・NLP等色々な視点の心理療法(心理技術といってもいいかも。)を学んできていますが、学校現場は本当に世間から最低10年は遅れています。
本来最先端を走るべきパイロットとなるべき機関のはずですが、文科省の現場を顧みない自己保身の役人さんにいいように振り回される現状に憂いを隠せないでいます。
ただあきらめずしぶとく頑張ってみようかと思っています。
またご指導よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
そうなんですよねぇ。
あきらめず。でも、手離す時は手離す。その見極めが大切かなと思っています。