現代粗糧

　

　

星海広場はアジア最大の広場でグーグルマップからも縮尺を上げなくてもその姿がよくわかる。
その近くの川沿いに河口からレストラン街が続いている。川の反対側はたぶん1億を超える高級マンションが建ち並んでいる。
偶然2006年に初めて大連に来た時に連れてきてもらったレストランを訪れた。
「时代粗粮」というレストランは東北の田舎料理と海鮮のフュージョンで店構えの割には安い。
例えば上の写真にあるエビの串揚げは16匹で500円もしないし、その下の牛肉とネギの炒め物もそんなものだ。
旅の終わりを豪華にとも思ったが文字通り粗食で締めた。
帰ったら1日間おいて今度は石垣島だ。「めいうえんてぃ～」から「なんくるないさ～」にシフトチェンジだ。

旅順関東民俗文化村

旅順を案内してくれるというからてっきり203高地にのぼり旅順港を一望するものだと思って気分は乃木希典であった。
それが・・気がついたら旅順関東民俗文化村というところに連れて行かれた。ここは何かというと映画のロケ村で清朝崩壊後あたりから文革辺りまでの街並みが再現されているところである。
まあこれはこれで面白いから衣装を借りたりして映画スター気取りですっかり盛り上がってしまった。
　

　

ついでに勢いに任せて近くの農村におじゃまして鶏を目の前でつぶしてもらった。農家のあんちゃんたちに今度一緒に飲みに行こうなんて言われ杏を山ほどもらった。
そうは言っても目の前で鶏が首を飛ばされるのを見るのは実は初めてだった。

　

帰りに金色の観音様があるというので拝みに行った。日本の観音様より怖い顔をしていた。中国人のわがままを聞いているうちにしかめっ面になってしまったしまったのだろうか・・



大連旅行を考えている人はチャータータクシーを利用すると良い。日本語がわからない運転手なら市内だけなら300元、旅順あたりまで遠出をして500元でどこでも言ってくれるしずっと待っててくれる。今日の運転手さんも気が良い運転手で２０３高地に行かなかったから400元で一日運転してくれた。
相変わらず街中で流しのタクシーを拾うのは大変である。最近は北京も上海も渋滞が激しいしタクシーも拾いにくくなったが地下鉄があるから大連よりはマシだ。
それにしても東京の鉄道網の便利さに匹敵するものはない。