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2013 秋 西念寺 特別公開の案内 (非公開文化財特別公開3)

写真は、門前
烏丸五条付近にひっそりとあるお寺です。
アクセス
最寄駅は、地下鉄烏丸線の五条駅です。
3番出口を出て五条通を直進します。
約200mで歩道橋が見えてきます。
この右手に西念寺があります。
情報
非常に情報が少ないです。
総本山を永観堂とする浄土宗西山禅林寺派の寺院で、ここも源融の邸宅”六条河原院”の地だそうです。
境内の西端には千喜万悦天満宮があり、いわゆる伽藍らしいものはなく、鉄筋コンクリートの本堂か収蔵庫かが1つあります。
しかもこれが歩道橋にガッチリ面しているので、非常に目立たないです。
春の大興寺を彷彿させるものがあります(笑)。
公開期間
11/1(金)~11/10(日)の9:00~16:00
通常も非公開ですし、かつて特別公開をした形跡もありません。
拝観
阿弥陀如来坐像
涅槃図
他。
ガッチリ”B派”のニオイがします(笑)。
今後再び公開があるのか、というぐらいレアでしょう。
アンケートを実施しています。
左サイドバーにあります。
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上善寺 鞍馬口地蔵2 予約拝観(鞍馬口、寺町北部散策7)

写真は、“釈迦八相の庭”
事前に電話で予約しておくと、本堂や書院などの内部が拝観できます。
拝観料は志納です。
まずは本堂右横の庫裡から入ります。
庫裏の奥には中庭の“二祖対面の庭”があります。
善導大師が法然の夢に出ていた様子をモチーフにしています。
苔と白砂、石組みの枯山水ですが、善導大師を模した石は“下が黄色”で“上が黒色”と中央から2色に分かれています。
夢の善導大師の腰から下が黄金色であった伝承そのものです。
さらに庫裏の奥には“釈迦八相の庭”があります。
ここも苔と白砂の枯山水庭園です。
ここはお釈迦様の生涯を8つ(降兜率(降天)、入胎、出胎、出家、降魔、成道、説法、涅槃)の石組で表現しています。
庫裏の手前左隣りには本堂、奥左隣りには書院があります。
本堂と庫裏の間には、“二河白道の庭”で、二河白道のお話をモチーフにしています。
左が植え込みの庭、右は白砂と立石の枯山水庭園、そしてそれらを分けるように本堂への渡り廊下が架かっています。
さらにその廊下の中央には白い線が引かれています。
それぞれに“火の河”、“水の河”と白道を表現しています。
本堂裏手にあたる書院前庭が“三笑の庭”です。
石組と白砂に、松や紅葉のある1番大きな庭です。
虎渓三笑のお話をモチーフにしています。
左手の本堂を盧山に見たて、中央には虎渓の橋があります。
本堂の内陣には本尊の阿弥陀如来像がお祀りされています。
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