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2013(平成25年) 秋の非公開文化財特別公開の分析
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掲載枠に余裕がある今のうちに、11月上旬の秋の非公開文化財特別公開の分析を載せておきます。
表はこの1年間の、春と秋の非公開文化財特別公開と「京の夏の旅」、「京の冬の旅」の一覧です。
1番右側が今回のターゲットである”2013 秋”です。
上から順に述べます。
まずは紫色です。
上賀茂神社、興聖寺、城南宮は寺宝など細かな展示替えはあるものの、大筋で通常から公開しているところです。
次に紺色です。
下鴨神社、東寺 五重塔、知恩院 三門は確かに特別公開であるが、非常に頻繁に公開されているものです。
感覚的には毎シーズン開いているように感じるぐらいです。
東寺 五重塔や知恩院 三門は双璧ですね。
3つ目は青色です。
これらは一見レアそうであるが、実は年に1回は自前の特別公開があるものです。
法然院は、4/1~4/7と11/1~11/7は必ず特別公開をしていますし、
石清水八幡宮の書院も夏の夜間には公開、
神応寺は、秋のもみじ祭りで内部の公開(通常予約拝観もあり)
東福寺 三門は、涅槃会の際に
毎年公開があります。
4つ目は緑色です。
これらは特別公開での公開が定例化してるものです。
大徳寺 真珠庵は春と秋、妙法院は秋に必ず公開されます。
しかしこれら以外での自前公開などはないです。
毎年秋のレギュラーであった大徳寺の聚光院の公開が、今年はありません。
そのかわり「2014 京の冬の旅」での公開になっています。
5つ目は黄緑色です。
これらは年に1回公開しているように見えるが、まだ定例化しているとは言えないものです。
つまりいつ脱落しても不思議ではないものです。
廬山寺 の元三大師堂と浄福寺は、昨年秋からの公開、
清浄華院も昨年秋はありましたが、時折途切れます。
冷泉家も昨年秋以来ですが、一昨年は公開はなかったです。
最後は黄色です。
・慈受院
・東福寺 永明院
・西念寺
・恵心院
・放生院
これらは非常にレアなものです。
今まで公開がなかったところや、過去に公開があったとしても随分前のものなどです。
以上を、もっと単純に述べるなら
下に行くほど今後見られない可能性が高い
ということです。
どこに行こうか選択される際には、下の色を優先されるといいのではないでしょうか。
また各論は、今後空いたところでご紹介していきます。
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大豊神社
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写真は、枝垂れ桜と枝垂れ梅の咲く本殿
大豊神社(おおとよじんじゃ)は、狛ネズミなど多様な動物の狛犬が有名です。
丸太町通を東へ進み、白川通(天王町)を越えると、鹿ヶ谷通でT字路に突き当たります。
突き当りにあるのが“有芳園”です。
ここを左折し“有芳園”の敷地が終わる次の交差点で右折します。
この角に“大豊神社”の案内があります。
これをひたすら直進し、哲学の道を越えると大豊神社に行きつきます。
石畳を進むと階段の上に本殿があります。
本殿の両脇には枝垂れ桜と枝垂れ梅があり、タイミングが合えば両方が咲きます。
本殿右手に大国社があり、ここに狛ネズミがあります。
大国主神が野火の際、ネズミに助けられた伝説にちなんでいます。
また本殿左手の日吉・愛宕社には狛サル、狛トビなどもあります。
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