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2013 8/31の拝観報告


講座での写真の掲載は禁止なので、今回はなし

今週末は京都造形芸術大学の庭園学講座でした。
8/30からの3日間でしたが初日は仕事で休み、2日目から参加しました。

午前中9:00~12:00までは造形芸術大学で講義でした。
尼崎博正先生に初めてお目にかかりました。
以前TVで庭園についてお話されていたのを観た時は、非常にマジメにお話されていたのでコワそうな印象でした。
しかし実際には非常にきさくな先生でした。

昼食は午後からの現地研修会が現地集合ですので、それまでに各自で取ります。

僕は銀閣寺道で一旦下車して昼食です。
ここの詳細は明日です(笑)。

さて13:30に光雲寺に集合です。
南禅寺の境外塔頭で、2010年~2011年には特別公開をされていましたが、最近はないですね。

方丈から前庭を見て、お庭にも降りて、お茶菓子も頂きました。
また方丈の横には書院があり、ここには俵屋宗達の兎の杉戸絵がありました。

本堂に戻り、なんと須弥壇の上に上がらせて頂き、例の東福門院像や御本尊の釈迦如来像を至近距離でお参りさせて頂きました。
こういうチャンスはなかなかないので、ありがたいことです。

さて次に疏水沿いを徒歩で移動します。
すると結構みなさん相互に”○○さん”と呼んでおられます。
恐る恐る聞いてみると、やはり造園関係や建築関係などの方が多く、しかも毎回参加されているようなかんじなんだそうです。
そりゃ、趣味で参加費3万円も出して来る人は少ないか(笑)。
というわけで、結構なアウェー感(笑)!
しかしこれぐらいでは、くじけません。

次は今回の目玉でしょう。
和輪庵です。
京セラの迎賓館で、この春に桜花展でお邪魔したところです。

前回は「庭園参観 はい、どうぞ」って感じではなかったので肩身が狭かったですが、今回は大丈夫です(笑)。

解説があって初めて気づいたのですが、この庭園の周辺の木々は本来もっと低くして、借景に金戒光明寺の三重塔を取りこむように作庭されています。
しかし今では周辺の建物が見えないように、逆に高くしてあるんだそうです。
確かに遠くに少しだけ金戒光明寺の三重塔の相輪(先端)が見えました。

この後疏水沿いを歩き、南禅寺別荘群の疏水からの取水口を探索する辺りが庭園学っぽいでしょう(笑)。

17:00前に終了し、現地で解散でした。

初日は気疲れしましたね(笑)。

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五条天神宮


写真は、本殿

祭神の1人少彦名命が薬の神さまであたっため、医家の祖神として信仰されています。

場所は、西洞院松原のバス停の目の前です。
もしくは堀川高辻からでも徒歩圏です。

拝観は無料ですが、非常にこじんまりした神社です。
正面の鳥居をくぐると、本殿です。
周囲に摂社が少しあります。

こちらでは節分の日だけ、日本最古と言われる「宝船図(ほうせんず)」が授与されます。

牛若丸と弁慶は一般には五条大橋(今の松原橋)と云われていますが、この社の近くで出遭ったともいわれています。

またこの一帯には、かつて“天使の杜”という広大な森がありました。
豊臣秀吉の都市改造により、天使の杜を削り、突き抜けて町が拓かれました。
その道は今でも天使突抜通(てんしつきぬけどおり)といいます。

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