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2013 9/21の拝観報告4(八瀬天満宮社)

写真は、石段と本殿
大原を後にして国道367号線を戻りますが、帰りに少し寄り道です。
今回初めて八瀬天満宮社に参りました。
八瀬八幡宮社と聞いてもピンとこないかもしれませんが、その摂社である秋元神社で行われる”赦免地踊り”ならどうでしょう。
恐らく京都検定受験者なら分かるのではないでしょうか。
僕も「いつかは行こう」と思っていたのですが、大原からの側道にあるので、いつもスルーになっていました。
今回WAN師匠からもリクエストがあったので、やっと行けました(笑)。
詳細は今後の本編で掲載します。
師匠曰く「(雰囲気が)崇道神社のように陰鬱でない」と(笑)。
また隅々まで非常にきれいで、地元の方々が日々手入れをされているのが伝わります。
ただし社務所に常駐されていないので、由緒書きが貰えていません。
5/5の例祭か、体育の日前夜の赦免地踊りに来ないと貰えないのかもしれませんね。
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蓮成院(大原散策16)

写真は、客殿前庭
大原、三千院への呂川沿いの参道を登ります。
三千院は途中で左折しますが、直進して来迎院方面に進みます。
坂を登った右手の石段の上の薬医門が蓮成院(れんじょういん)です。
通常は非公開の塔頭ですが、7月~9月の土日に開催されるミニコンサートの“香雲”というイベントの会場で入ることが可能です。
香雲は前売りで1100円、当日券で1300円、13:00~と14:30~で共に40分程度のステージです。
ステージの内容は日によって異なり、ジャズ、弦楽四十奏、尺八と筝などと様々です。
また2022/11/12~11/30に秋の非公開文化財特別公開で、内部が公開されました。
客殿は梶井宮最後の門主、昌仁法親王の仮御殿として三千院の中に建立されました。
昭和元年に三千院の宸殿を再建する際に、こちらに移築されました。
さて境内です。
石段の上の薬医門を入った右手に玄関があります。
玄関を入った正面の襖絵は明治の画家 川北霞峰、左手は川村曼舟のものです。
玄関の正面奥に方丈、右手に客殿があります。
この方丈と客殿に挟まれて庭園の契心園があります。
廊下を進んだすぐ右手には鈴木松年の松梅図があります。
下の間の襖絵は西山翠嶂で木島桜谷の鹿の屏風が展示されていました。
廊下の突き当りは川村曼舟、右手に続く上の間の襖絵は菊池契月の仏画でした。
上の間には床の間や違い棚があります。
この川村曼舟と菊池契約月の襖を開けた奥に、仏間があります。
阿弥陀如来像とお厨子に入った平安時代作の毘沙門天像、脇侍に吉祥天像と善膩師童子(ぜんにしどうじ)像がお祀りされていました。
契心園は中央に池があり、その周りに刈り込みや石が配されています。
庭園奥は築山になっています。
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