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2013 9/14の拝観報告3(旧嵯峨御所 大覚寺門跡で平安の香り体験 )
写真は、庭湖館の前庭
タクシーで到着したのが、大覚寺です。
この日のメインイベントは、事前に予約した「旧嵯峨御所 大覚寺門跡で平安の香り体験 ~お香(薫物)に親しむ~」です。
お香の”空薫(そらだき)”体験が主な内容です。
現地で茶花さまとも合流し、4人で参りました。
参加者は21名で、女性が20名。
つまり男性は僕1人。
まあそれも覚悟の上でした(笑)!
13:00に集合で、まずは呈茶がありました。
そして先に大覚寺を解説して頂きながらの拝観です。
拝観しながら歩いていると、あんとんさまが、
「大覚寺は初めてなんで・・・」と。
僕は、「ふ~~ん。そう・・・えっ・・・?・・・!!!」。
最初はサラッと聞き流しかけたのですが、大覚寺が、初めて!!!
ビックリしました。
他県山中の御開帳に行かれるレベルのあんとんさまが、大覚寺に未訪問だったとは!
更によく聞くと、永観堂も未訪問とのこと。
世の中に
「碧雲荘に行っているのに、永観堂に行っていない人」
がいるとは思いませんでした(笑)。
さて拝観の後は、大覚寺の迎賓館的な書院、庭湖館(ていこかん)にて空薫体験です。
庭湖館は、正宸殿と朱塗りの霊明殿の間ぐらいにあります。
写真の前庭も、霊明殿への渡り廊下の左手に見える庭園です。
さて空薫です。
初めてでしたが、なかなか面白いですね。
机にはお香のキットが置いてありました。
要領は、香炉の灰に火をつけた炭を置くと、その熱で周囲の灰が過熱されます。
そこにお香を置いて、熱で香りを燻り出すのです。
松栄堂のスタッフさんが、説明しながら”メンドウ”も見て下さいました(笑)。
なんでも1度はやってみるもんですね。
15:45頃に終了しました。
アンケートを実施しています。
左サイドバーにあります。
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京都市国際交流会館
写真は、庭園の奥
アクセス
南禅寺交差点のちょうど西側で、無鄰菴の道を挟んで南隣りです。
最寄り駅は、地下鉄東西線の蹴上駅です。
そもそもかつてここには京都市長公舎と迎賓館があったそうです。
その迎賓館の南庭の名残だそうです。
まず京都市国際交流会館に玄関から入ります。
正面奥にカフェラウンジがあり、正面から左手にかけて外には庭園が見えます。
またカフェラウンジの手前右手に廊下があります。
この廊下を進み突き当りを左折すると中庭に出ます。
この中庭に和風別館があります。
2013年の春に京都市国際交流会館の日本庭園が、一般に無料で公開されました(3/30~4/21)。
その時の模様です。
カフェラウンジを突っ切って、正面のガラス戸を開けて外に出ます(通常なら超不審者ですが、その際はちゃんと案内がありました)。
正面は奥行きも浅い庭園で、苔に飛び石があるぐらいです。
ここを左手に折れます(建物の左手から戻って来ることになります)。
すると奥行きが深くなり、奥は築山になっています。
そして紅葉があり、さらに手前は広く開いており、ここも苔と飛び石です。
小さな灯籠と枝垂れ柳が左手にあります。
ここまではカフェラウンジの窓からも見えます。
ここから先は窓がないので見えない部分です。
枝垂れ柳の先には池があり、手前は州浜で石橋が架かっています。
池の左手には白砂が敷かれた一帯があり、枯山水風です。
その端には枝垂れ桜が1本あります。
そのさらに先には苔蒸した手水鉢があります。
隣の石灯籠は新しそうでした。
そしてこの先が玄関左手になり、戻ってきて終了です。
和風別館
時折こちらがイベントの会場などになって公開されることがあります。
芝生の中庭に出ると少し下り坂になり、その左手に玄関があります。
ここから左へ雁行して別館があります。
玄関を入って右に廊下を進むと、2畳間をへて6畳と8畳の広間があります。
さらに廊下を進むとその奥に8畳間が2つあります。
8畳間の手前の廊下の突き当りには洋間もあります。
この洋間への廊下から外を見ると、先程の6畳と8畳がある建物と、燈籠のあるお庭が見えます。
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