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2015 11/3の拝観報告1(施薬寺 屏風公開)


写真は、鐘楼と大師堂

文化の日、祝日です。
11/4が長男くんの9歳の誕生日。
この日の15:00~お誕生日会をすることになっていましたので、それまで拝観です!

朝6:45頃に自宅を車で出発です。
7:00に丹波口駅であんとんさまを拾います。
この感じ・・・そう、北へ向かいます!
京都縦貫道で沓掛口ICから終点の、与謝天橋立へ。
国道176号線を進み、旧加悦町の横を通過します。
府道701号線を右折し、8:50頃にやって来たのが施薬寺です。
お寺が府道に面しておらず、現地に案内もありません。
もし行かれる方がおられれば、事前に詳細に場所を調べてから行かれるべきです。

こちらは11/3だけ、与謝蕪村の屏風を公開しておられます。
昨年11/3のイベントを調べていたら、あんとんさまが「こんなのありましたよ」と。
「それどこなの?」って、地図を見たらココ↓。



マジかってところですよね(笑)。
昨年は日程的にムリでしたが・・・ならば、今年行こう!と、なっちゃいました(笑)。

詳細は今後の本編に掲載します。
与謝蕪村が描いた「方士求不死薬図(ほうしふしのくすりをもとむのず)屏風」。
漢文的には”求”の下に”二”、”薬”の下に”一”の、一二点を打てばいいのでしょう(笑)。

拝観料は特に指定されていませんが、文化財保護の寄付が掲示されています。
あんとんさまの御朱印と共で、1000円を寄付しておきました。

御住職がお寺の沿革やこの屏風について説明して下さいます。
由緒書きは、現在切らしている・・・と。
さらに本尊の町指定の薬師如来像は秘仏で、9/8の薬師大祭の時だけご開帳されるとのこと。

「宿題を提出したら、さらに新たな宿題を出された」ような”スッキリしない感満載”で(笑)、9:20頃にこちらを失礼しました。

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信行寺


写真は、本堂

信行寺(しんぎょうじ)は東山仁王門にある浄土宗寺院で、本堂の天井画が伊藤若冲の花卉図(かきず)です。

アクセス
東大路通の三条を上がった、仁王門通との交差点の北西角に信行寺があります。
最寄りのバス停も東山仁王門です。

表門を入ると右手前から毘沙門堂、庫裏、本堂が並んでいます。
毘沙門堂には身代毘沙門天像がお祀りされていますが、お厨子は閉まっています。
本堂前は枯山水の庭園のようになっています。
通常本堂は閉まっています。

2015年10/30~11/8の秋の非公開文化財特別公開で、2016年11/11~11/13は独自主催で内部が公開されました。
門を入ったところで拝観料800円を納めます。
正面から本堂に入ります。
本堂の内陣中央には、本尊の阿弥陀如来像と脇侍の勢至菩薩像と観音菩薩像が、右の脇檀には地蔵菩薩像、左手の脇檀には慈覚大師円仁作と云われる聖観音菩薩像がお祀りされています。
また本堂の左手には開山の順公上人像と信行寺大慈悲像縁起絵巻が展示されていました。

本堂外陣の天井が、伊藤若冲の花卉図(かきず)です。
元々は石峰寺の観音堂の天井画でしたが、廃仏毀釈により破却されました。
それらがこちらに寄進されたそうです。
8マス×21マスですが、右手1番奥のマスは若冲のサインですので、全部で167図あります。
牡丹がもっとも多く、菊、梅の他にサボテンなども描かれています。
2016年の公開時は、外陣を横断するように下からLEDで天井を照らされたので、さらに花卉図が見やすくなっていました。

最後は本堂に向かって右手の間でグッズを販売されており、こちらから外に出ます。

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