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2015 11/1の拝観報告2(醍醐寺 三宝院 特別拝観)


写真は、紅葉の松月亭

10:30から予約していた「ちょこっと 関西 歴史たび」の特別公開・イベント 茶室 松月亭特別見学がありました。
三宝院の受付で名前を告げて1人3000円を納めます。
参加者は25名程でした。

御住職さんの説明で、三宝院を玄関から表書院まで進みます。

この先が非公開エリアで、まずは純浄観で呈茶がありました。
こちらで庭園の説明もありました。

本堂の前は軽くスルーして、裏の奥宸殿へ。
詳細は本編に既に追記していますが、奥宸殿に付設しているお茶室 松月亭を見学しました。
中には入れませんでしたが、4畳半のお茶室なので、貴人口からでも十分に見学できました。

さらに奥宸殿の一の間にも入れて頂きました。
あの醍醐棚が目の前に。
かつては通常公開で奥宸殿も観ることが出来ましたが、それでも縁側からでしたので、醍醐棚までは2間越しの見学でした。
今回は至近距離で観ることが出来たので、かなりよかったです。

11:40には表書院に戻り、解散でした。

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明王院不動寺


写真は、外観

明王院不動寺(みょうおういんふどうじ)は、松原不動とも云われる創建1000年を越える寺院です。

アクセス
市バスの河原町松原が最寄りですが、京阪の清水五条駅からでも徒歩圏です。
清水五条駅で下車し、3番出口から地上に出ます。
五条大橋を渡り河原町通へ右折します。
約370m進むと河原町松原ですので、松原通へ左折します。
約180m進んだ3つ目の交差点の角に明王院不動寺があります。

平安京造営時に桓武天皇は王城鎮護のため平安京の東西南北に磐座を定めました。
明王院はその一つで、「南岩倉」と云われています。
後に弘法大師が石仏不動明王像を納めたそうです。
豊臣秀吉はこの本尊不動明王を気に入り聚楽第に収ました。
しかし不思議な光を夜な夜な放つため、元の場所にお堂を築いて戻したそうです。
さらに太平洋戦争末期に京都が空襲される恐れがあたっため、本尊を本堂下の磐座に避難させました。
約70年やっと元の厨子に安置し、2012年11/24と11/25に牛若丸・弁慶の旧「五条大路」活性化の一環としてご開帳されました。

表門を入ると、正面に本堂、左手に手前から稲荷社、地蔵堂と寺務所があります。
本堂内陣は暗くてほとんど見えません。
しかし本堂上の扁額を見ると右から、弘法大師像、毘沙門天像、本尊で弘法大師作と云われる石仏不動明王像と青面金剛像があるようです。

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