久しぶりに好みの映画をみつけました。
のんびりゆったりした雰囲気の映画。
「かもめ食堂」に近いのんびりムードだけど、
キャラクターやストーリーは「かもめ食堂シリーズ」ほど現実っぽくない。
「絵本」みたいな映画だと思いました。
北海道でおいしいパンを食べさせてくれるカフェを営む夫婦と、
そこを訪れるお客さんのお話。
出てくるのはシンプルなパンが多いけど、
だからこそすごーくおいしそう
撮影当時、42,3歳(?)の原田知世さんは透明感があって、
この映画の雰囲気にぴったり。
夫役の大泉洋さんは、なぜ?って感じだったけど、
意外とやさしくておだやかな映画にもはまるもんだなーとも思いました(笑)
現実味のないキャラ設定なので、ふっと我に返ると「こんなのありえないよね」と冷めたりもするけれど、
絵本みたいだと思って観ていれば、まるっと幸せにまとまるので気分がほっこりします。
雰囲気が好きな映画でした。