ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

お年玉も、そのうちキャッシュレスにならないものか…

2023-12-22 18:46:00 | 家庭・教育

年始の最大の憂鬱な事といえば、10年以上顔も見た事がない「いとこの子ども連中」にお年玉を持って行かねばならない事だ。
確かに私は叔父(父の弟)には大変お世話になり、今から思えばとんでもない額のお年玉をもらっていた。しかしそれはニッポンの経済が右肩上がりで、かつ叔父も自営業。税務署も今から思えばユルユルで、何でもかんでも経費に出来た。なので、あの羽振りの良かった叔父は
「今はとても、当時と同じ事は出来ない」 とこぼしていたそうな。

で、その10年以上顔も見た事がない連中のために五千円札の新券が必要なため、毎年銀行の両替機に並ぶのだがこれがまたとんでもなくストレスだ。ここ数年でメガバンクも統廃合が進んだため店舗数が減り、最低でも30分は並ばねばならぬ。

私も30分ほど並んで何とか両替を済ませたのだが、正月とはいえ果たしてそこまで新券が必要なものなのだろうか?叔父の言葉を借りれば、それこそどこでもかしこでも両替出来た昔と違い、今はとても昔のようには出来ない。
今は小学生でもボチッたり課金ガチャに興じたりするのだから、いっそ同じ金額のAmazonギフト券やGoogle Play券ではダメなのだろうか?失礼なのだろうか?もしくはペイペイのQRコードではダメなのだろうか?
我々世代はもはや抵抗がなくなっているのだが、問題はそれこそ我々の親世代の意識改革だろう。
というか、それ以前にいとこの子ども連中に
「オマエら、一体誰や?ワシからカネがほしかったら、アタマを下げてワシんとこにもらいに来んかい!」
と言いたくなるのである(笑)…

正月の寿司も、「スシロー」で済ませる。

2023-12-17 19:46:00 | 家庭・教育
実家の母親の世話をするのも年内はあと2回、正月の算段をせねばならぬ。
例年、元日の実家には私の一家、姉夫婦、姉の子すなわち甥っ子達の家族が集まり今年は総勢12人ほどになりそうだ。
母親もさすがの高齢ゆえ、それだけの人数分のおせちを作るのはあきらめもう随分前からおせちを購入している。
おせち以外は福井・小浜からの行商さんから買ったズワイガニを出したり、ちょっといい牛肉を持ち込んですき焼きにした事もあったが、段々しんどくなってきた。

そこで今年は「私が買って持ち込んだおせち+寿司」という事になったのだが、某「○のさら」などで10人前ほど頼むと、ゆうに2万円は超える。 
そこで、

このように「スシロー」で済ませたのであった(笑)…

娘にもらったKALDIの水出しアイスコーヒーを、いただく。

2023-06-30 18:00:00 | 家庭・教育
先週末、娘が帰ってきており私に父の日のプレゼントをくれた。
KALDIの、水出しコーヒーの紙パックだ。
私の好みをよく分かっている、いい娘だ(笑)。

開封してみる。

なるほど、ボトルに入れやすいように細長くなっている。

水出しコーヒーボトルに入れて、水を満たす。

冷蔵庫でひと晩冷やせば、完成。

そう、このボトルも「KALDI」とあるように以前娘にもらったものだ。

いただいてみると、水出し独特の雑味の全くないさっぱりした実にウマいアイスコーヒーだ。
湯で出したものを冷やすと不必要な苦味や渋みが出てしまいがちになるが、最初から水で出せばヒジョーにさっぱりした風味になる。

KALDIはよくAEONの中などで見かけるが、シャレた食材を売っている。
covid-19の中、オンライン飲み会が流行ったが娘は
「KALDIで買った酒とアテを用意してオンライン飲み会」
という企画をやっており、面白そうだった。
KALDIには興味があるのだが、そのKALDIが入っているAEONにそもそもそんなに用事がなく、かと言ってクルマで20分ほど走ってKALDIだけのためにAEONに行くのも、ちょっと違う(笑)。
通勤経路の中で、電車でふらっと行けるKALDIがあればいろいろ面白そうなものを物色出来るのだが…

息子からの父の日プレゼントは、鳥獣戯画のハンカチだった。

2023-06-20 18:00:00 | 家庭・教育
以前、父の日のプレゼントに1万円超えのApple Pencilをくれた息子、その時は
「向こう10年分の、父の日プレゼントだ
と言っていたのに、今年もプレゼントをくれた。
それがこちら。

なんとシブい、「鳥獣戯画」のハンカチだ(笑)。
開封してみる。

確かに、高山寺と書いてある。

息子は理系ゆえ日々自室でパソコンと格闘しているが、たまにこのように一人で出歩く事もある。
特に京都の歴史に興味があるわけではないのだが、隔世遺伝だろうか(笑)…

母親の耄碌が、止まらない…その2。

2023-06-13 18:00:00 | 家庭・教育

(このイラストは、フリー素材です)

昨春に仙骨骨折と狭窄の手術を受け、元気に過ごしていた82歳の母親が数ヶ月前から膝の痛みを訴えており、来月人工関節の手術を受ける事になった。

で、昨日は病院での検査に姉が付き添ったのだが、そこでひどい事があったと姉からLINE。
「今日検査とか看護師さんの問診とかあちこち振り回されて13時半頃までかかったんです。
それでお腹も空いてイラついてたんやと思いますが、看護師さんの質問にトンチンカンな答えをしたので私が横から聞き直すと突然大声で
『うるさいー!!わかってるー!』
ってキレたんです。看護師さんもびっくりして謝ってはったんですが、とうとう頭おかしくなったんかと思いました。
年寄り扱いされたのが腹立ったらしいんですが、こちらも休みを半日費やして付き添って先生や看護師さんと母の間に立って気を遣っていたのに何でこんなキレられなあかんのかと情け無くなりました」

という一幕があったそうな。私はもちろん仕事で付き添えなかったのだが、母に怒鳴られた姉がただただ気の毒だ。
いろいろ調べると、怒りっぽくなるのは認知症の初期だと疑ってかかるのが良かろう。
世間には認知の親御さんを抱えた、我々の何倍も苦労されている方がゴマンといらっしゃるのでこんなんはまだ序の口の序の口だが、姉はよほど溜まっていたのか愚痴はとどまるところを知らない。

料理好きの姉は、独居老人の母に毎週手作りのおかずを作って届けていた。ところがある時、そのおかずの味付けに市販の濃縮めんつゆを使っていたのが気に入らず、姉にダメ出しをしたところ姉は激怒、以後一切何も作って届ける事をしなくなった。当然だろう。
めんつゆ以前も食パン、菓子パン、生協の鯖南蛮漬、生協の和風ハンバーグなど、最初に持って行ったら母は最初は「美味しい」と言っていた。しかし以後何回か持参すると突然
「やっぱりクセがあるし、要らんわ」
と突き返した事が数々あったそうな。
他にも
「カニかまは嫌い」
「エリンギはクセがある」
「鶏のミンチもイヤ」
「卵もあんまり好きじゃない」
と、ことごとく姉のよく使う材料にダメ出しを繰り返した。
母は毎朝食パンを食べていると言うので、姉は近所のこだわりのパン屋で食パンを買って持参した。
最初は
「やっぱりパン屋さんのパンは美味しいなぁ…」
と喜んでいたくせに、突然
「バターとかいろいろ入ってるし要らんわ、スーパーで売ってる普通のパンがえぇわ」
と言い出したので姉も堪忍袋の緒が切れて勝手にしろ、と二度と持って行かなくなったそうな。

来月には母も入院・手術でしばらくは完全看護下に置かれるので気が楽だが、退院後は回復の度合いを見ながら姉と私は実家に顔を出す頻度を下げ、届け物はせず極力スーパーの宅配などを利用させようか、と話し合っているのである…