ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

青年よ、いずれ貴方も親の代わりに謝らねばならぬ時が来る。

2023-05-22 18:00:00 | 家庭・教育

(写真はイメージです)

昨日は例によって実家で母親のケアだったが、そこで思わぬとばっちりを受けた。

母親が「カーペットを洗いたい」と言うので、近くのコインランドリーに連れて行った。
私がクルマを停めている間に、母親は洗濯機を開けて洗濯済みの他人の洗濯物を外のカゴに出した。

私がコインランドリー店内に入ると、なんと母親が青年にからまれている。
からんだ青年は、母親がよけた洗濯物の主だ。
「人の洗濯物に、勝手に触るなババァ!」
と、えらい剣幕。
その青年は、見た瞬間に
「コイツと、関わらない方がいい…」
と思わせる風貌だったので、私はとにかくその場を穏便に済まそうと母親になり代わって平謝りした。
ここで、もしガチの口論になると暴力沙汰に発展し、私が新聞を賑わせかねないと思うととにかくやり過ごすしかなかった。

青年は
「(オレの洗濯物を洗濯槽に)戻せ!」。
私は
「とにかく戻そう!」
と母親を促し、洗濯物を洗濯槽に戻した。
その青年、風貌はともかく全ての洗濯物をいくつものネットに分けて入れており、意外に律儀であった。

青年の作業が終わるまで私は店内の狭い通路に立っていたのだが、あろう事か青年は私を目がけて洗濯物をはたき出した。
いや、はたくのは干す時でえぇんちゃうん?
青年は
「そこに居たら邪魔やねん!」
と私に言う。
私は「イヤミなぐらい謝ってやろう」と思い、深々と詫びた。
すると青年は
「いや、別にオレの店ちゃうねんから、そこまで謝らんでも…」
と、急に恐縮し出した。
青年がよほどのアホでなければ、謝っているこの人は自分の洗濯物を勝手にどけた老婆の息子であり、この人は母親の代わりに必死に謝っているのだと分かるであろう。

青年が全ての作業を終わりかけた時、常連の女性が来て我々に
「あの人、いつも洗濯物をほったらかしで何時間もそのままやねん。私やったらガツン!と言うけどな」
と、我々の味方になってくれたのが救いだった。

青年よ。
貴方はまだ若く、親御さんもご健在だろう。
しかし、老いた親がした行いで貴方が詫びねばならない状況は、必ず訪れる。
もし貴方にそういった状況が訪れたら、あの時コインランドリーで怒鳴った自分は間違いだった、と反省してほしい…

母親の耄碌が、止まらない…

2023-05-13 17:27:15 | 家庭・教育
明日は母の日。
今日は例によって母親のケアのため実家に出向き、母の日の祝いを渡し、没後10年を超えた父親の月命日の墓参り、スーパーとホームセンターの買い物、そして例によって「餃子の王将」で老体に油を差した。

私の今日のチョイスは、辣菜麺。
去年期間限定メニュウとして好評を博したため、晴れて定番入りとなったのだが本当にコレはウマい。定番以外で私が最も好きなメニュウはコレだ。
で、母親は毎回決まって「五目そばの麺柔らかめ」。
しかも1杯を完食出来ないため、わざわざ店員にスープ皿を要求し、あらかじめ私に少し分けて食べさせるのだが、正直要らない(笑)。

今年で83になる母親は昨年仙骨を折って入院・手術し、基本的に元気なのだが2ヶ月ほど前から新たな部位の骨折が見つかり、コルセットで固定して骨がくっつくまで我慢した結果どうにかなったらしい。
血液検査や腫瘍マーカーは全く異状なく、癌になる心配はなさそうだがどうにも骨が加齢とともに脆くなり、またそのうちどこかが折れては神経を圧迫して痛みを訴え、私や姉に泣きつく事であろう。

その姉は、少し前までは独り暮らしの母親に良かれと思いおかずを作ってはタッパーで持ってきていたのだが、ある時母親が姉に
「アンタ、めんつゆ使ってるやろ?めんつゆ嫌いやねん」
とほざいた事で姉は怒り狂い、以来全くおかずを作って来なくなったそうな。
ダシの味にうるさい母親には、市販の濃縮めんつゆの味は耐えられなかったのかもしれないが、私に言わせりゃあんな便利なものはない。

同じように、料理が趣味の私は年中ぬか漬けを自分で作っているのだが、ある時それを実家に持ち込んだところ母親が大層喜び、毎回要求されるようになってしまった。
ところが私は先月から、泊まりを含む超早朝勤務になり糠をかき回す時間が激減したため、常温漬けをあきらめてジップロックで冷蔵庫の野菜室で漬ける事にしたのだ。
ところが冷蔵庫で漬けたぬか漬けを持ち込んだところ、翌週に
「おいしくない。漬かりが浅かった」
と、思い切りダメ出しをされてしまった。
なんで?
普通は逆やろ
母親が息子に漬物を無理やり持ち帰らせたりする方が普通やのに、息子が良かれと思って持ってってやったぬか漬けにダメ出しする?
しかもこちらは、労基署にバレたらヤバいくらいの時間外労働のなか必死で漬けてるのに…

人間というのは、老いるにつれ赤ちゃん還りしてしまう、とよく云われる。
相手の気持ちを考えず、思った事をつい口に出してしまうようになるのだろうが、少なくとも私が反抗期の時に親に悪態をついたぶんくらいは私と姉には言いたい事を言っているので、もう充分チャラである(笑)…

さて明日の競馬は春の牝馬の頂点を決めるヴィクトリアマイル。
昨年の2冠馬スターズオンアースが当然の1番人気で、馬券もここから入らざるを得ないが私の心の本命はナミュールだ。
昨年は桜花賞10着、オークス3着、秋華賞2着とあと一歩のところでG1タイトルに手が届かなかったが桜花賞にしても勝馬とはコンマ3秒差であり、スターズに劣るとは思わない。前走・東京新聞杯2着で府中マイルに目処を付け、戴冠の準備は整った。
相手は当然スターズオンアース、昨年の覇者ソダシ、秋華賞馬スタニングローズ、昨年の安田記念の覇者ソングラインが本線。

義理チョコ激減は、素晴らしい事だ。

2023-02-14 18:00:00 | 家庭・教育
今日は、世間ではバレンタインデーであった。
単純に私が加齢した事もあるが、義理チョコは一時を思えばめっきり減った。
これだけ世間では年賀状じまいが盛んになり、葬儀も家族葬になり、墓も永代供養が増え、さらにこのcovid-19で会議も以前はリアル参加を求められたのがZOOMに取って代わった。
義理チョコが廃れても、何の不思議もない。単純に、お返しが面倒くさいだけだ。
もはやバレンタインデーは、女子が自分で本当に食べたいものを自分のために買う「自分チョコ」や友人にあげる「友チョコ」が美しい。
男子が女子にプレゼントする「逆チョコ」も、それで相手が喜んでくれるならどんどんやればよい。

そんな中、今年私がもらった最強のチョコは…

なつかしの駄菓子「チョコバット」30本入り1ケースだった(笑)…

京都府から「ながら防犯ウェストポーチ」が届く。

2023-02-01 18:00:00 | 家庭・教育

少し前、何気なくNHKのローカルニュウスを観ていると京都府が地域防犯の一環として「ながら防犯ウェストポーチ」の配布を始めたとの事で、興味を持ったため即申し込み、現物が届いた。
いかにも京都らしい紫、かの聖徳太子の「冠位十二階」で最も高い位の色だ。
さらに人気のゆるキャラ「まゆまろ」もあしらわれており、ポーチそのものも軽くてマチがあり、行政が作ったものの割にはかなり良い。

但しこのポーチをもらうには、地域防犯のニュウスをメールで受け取れる設定にする事が条件だ。

私も娘が中学時代に、その中学で本部役員をやった事があり地域の見回りも何度かやった事がある。
地域の防犯は、警察任せには出来ない。地域住民の見守りの目が必要だと痛感した。
今後ウォーキングなどの際はコレを提げて出かけるようにしたいが、問題は「このポーチを提げている人は防犯見回り中だ」と、果たしてどのくらいの人が認識されているかだ。
コレは良い取り組みなので友人にも勧めようと京都府のHPリンクを送るべく検索したら、もうこの取り組みは終了したとの事。
その割にこのポーチを提げた人を見かけた事がないため、配る数が圧倒的に少ないのではないかと懸念するのである…

本日、55歳になる。

2023-01-29 19:58:52 | 家庭・教育
そんなわけで、本日めでたく55歳になってしまった。
いわゆるアラ還の仲間入りで、ひと昔前なら定年だっただけに驚くばかりだ。
幸い身体も4年前のカテーテルアブレーションを最後にどこも悪いところはなく、血液検査でも特に指摘はなく元気だ。

そんな今日は昼に家族で「はま寿司」に行き、

夜は安い肉を買って、すき焼きにしたのであった…