とある商店街の「がんばろう商店街」作業をしており、12/4に採択の連絡を受けたのだがその後の本契約の作業がものすごく難航し、事業開始当日の今日やっと本契約の連絡が来た。
採択からなんと2週間以上、提出書類の突き返しに次ぐ突き返しを喰らいようやく本契約に至ったのだが、そこまで我々を疑ったりダメ出しをするならそもそもなぜ採択したのか。
我々を信用していない象徴である。
しかもこの「がんばろう商店街」は本契約後でなければ一切の費用は下りないため、一刻も早く本契約を結びたい。
しかしタイミングの悪い事に採択後すぐ私がcovid-19に罹患してしまい、全ての作業が1週間あまりも停滞してしまった。
代わりに誰かが作業してくれればよかったのだが、以前もふれたように全ての作業はパソコンでなければならない。
私の担当する商店街は高齢化ゆえ誰もパソコンを触れず、私が作業しないとどうしようもないのだ。
先週土曜にまたしても書類不備連絡を受けたのだが、今日が事業開始のため私は大変焦っていた。
おととい月曜に私は事務局に電話し、
「ウチの商店街は、あさって事業開始なので焦っている。言う通りにするから、本契約してもらえる書き方を教えてほしい」
と泣きを入れた。すると電話に出た職員は
「こちらでは詳細がわからないので、調べて折り返します」。
ところが、案の定2時間以上も放置プレイだ。
しびれを切らし再度電話をすると、
「申し訳ございません、『今日が事業開始なので早くしてほしい』という商店街の対応に追われておりまして…」
と、こんな調子なのだ。
もう経産省の自業自得、オウンゴールである。
採択された全国の商店街から、事務局は集中砲火を浴びているのが想像出来る。
この「がんばろう商店街」の目的は、covid-19で客足が落ちた商店街の活性化である。
しかし全国の商店街が苦境にあえいでいるのはcovid-19以前に高齢化によるところが大きい。
すなわち、商店街の活性化のためにはお年寄りに優しい制度構築が必要なのだが、全ての作業をパソコンでさせるうえに何百ページにも及ぶマニュアルを送りつけ、それに沿っていない書類だと何回でも突き返す事が果たして商店街の活性化につながるのか。
経産省に、猛省を促したい…
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