
我が尊敬してやまない山下達郎の秋~来春のツアー告知が、ファンクラブから届いた。
今回は達郎のデビュー40周年という事で、かなり大規模な日程が組まれている。関西ではフェス6本、神戸こくさい2本、注目はロームシアター京都が組み込まれ達郎が32年ぶりに京都に来るのだ。
しかし、喜んでもいられない。先日届いたファンクラブの会報で、達郎は
「ファンクラブのチケット優先システムは、今回で最後にしようと思っている」
と発言しているのだ。
そもそもファンクラブ優先は、四半世紀ほど前にファン層の大半が仕事や子育てに忙しくプレイガイドに並んでいるヒマがないから、という主旨で始まった。しかし時が過ぎてファンも高齢化しカネも時間も余裕が出来たのと、ネットの普及で違法な転売が相次いでいる事態に達郎サイドが業を煮やしたためである。実際に、ヤフオクに流れていたチケットの番号を調べたらファンクラブ優先で入手した席だった、という事も枚挙にいとまがないそうな。
それではというので、去年のツアーからは「本人確認システム」が採用された。しかしそれとて、住民票付きの転売も見受けられたそうでもはや完全にいたちごっこなのである。
私のように、毎回純粋にツアーを楽しんでいる多くの善良なファンの楽しみが、一部の心無いファンによって奪われてしまうのは、ただただ残念である。
仮に次のツアーから本当に優先購入が出来なければ、特に京阪神での一般購入は至難の業だけに競争率の低い地方都市へ宿泊覚悟で行かねばならない。
それでも、命と引き換えに達郎を聴いている私は行くのだが…
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