梅田「金明飯店」の、牛肉麺。

大阪駅前第nビル（n=1〜4）の地下に複数ある激安中華、金明飯店。

いつ行っても、リーズナブルに食べさせてくれるのが嬉しい。

そんな中、久しぶりに前を通ると新メニュウを発見した。

牛肉麺焼飯セット、税込み700円。いい感じだ。

早速入店しオーダーすると、秒速でセットの焼飯が着丼。

セットとして多すぎず少なすぎず、絶妙の量だ。

パラッと仕上がり、単品だけでも充分ウマい。

気持ち薄味なので、世代によってはウスターソースがほしくなるかもしれない。

牛肉麺、着丼。

を〜良いではないか。

おそらくバラ肉かと思われるが、よく煮込まれた牛肉。

緑が鮮やかなチンゲン菜。

ゆで卵も、1/4入っている。

箸を上げてみる。

この瞬間、スパイスがブワッと来る。

私はスパイスもド素人なのでどなたか教えていただきたいのだが、明らかに台湾で食べた時のそれの香りだ。

よく知っている八角やクローブ、シナモンなどではない。

おそらく五香粉だと思うのだが、一気にエスニックな気分をかきたてられる。

麺は長浜ラーメンなどより気持ち太めの多加水ストレート麺だ。

そしてそのスープは塩味が薄く、スパイスが香りまさに向こうで食べている味そのもの。

煮込まれた牛肉はホロホロとまではいかないが口の中で程よく崩れる。

コロナのせいで

「次に台湾に行けるのは、いつの日か…」

と思っていたのだが、思いがけず台湾に行った気にさせてもらえる一品であった…