以下、ソニーミュージックより引用。
>大滝詠一生前最後のスタジオ・フルアルバム『EACH TIME』。発売40周年を記念したボックスセットが2024年3月21日に発売されます。
発売40周年を記念した『EACH TIME 40th Anniversary Edition』には、幻の未発表曲および全曲初出となるミックス違い音源が収録され、“Alternative EACH TIME”と言えるアルバムとなっています。
ボックスは“CD3枚+Blu-ray Audio1枚+12インチレコード2枚組+豪華ブックレット+歴代「EACH TIMES」A4冊子(24P)+A2サイズポスター2種+ステッカー2種”という仕様で、様々な別テイク、アナザーバージョン、初出音源も多数収録される予定。
また、12インチ+7インチレコードがセットになったアナログレコードも同時発売。今作は1984年Original Mixの12インチフルアルバムに、1985年にリリースされた7インチシングル「フィヨルドの少女 / バチェラー・ガール」が同梱され、さらに2枚ともカラーヴァイナル仕様という内容です。完全生産限定盤。
『EACH TIME 40th Anniversary Edition』はボックスセット、12インチ+7インチがセットになったアナログレコード、通常盤CD(2枚組)が同時発売されます。ボックスセットに収録される楽曲情報は後日発表される予定です。
<『EACH TIME 40th Anniversary Edition』>
■『EACH TIME VOX』【完全生産限定盤VOX】
2024年3月21日発売
[3CD+Blu-ray Audio+12インチレコード2枚組+豪華ブックレット+歴代「EACH TIMES」A4冊子(24P)+A2サイズポスター2種+ステッカー2種]
※アナログレコードは重量盤12インチ33回転2枚組仕様
国内最高峰のSony Music Studios Tokyoによる2024年最新カッティング
SRCL-12700~12705
25,000円(税込)/22,727円(税抜)
…という事だが、私はもう買わない。
一昨年「A LONG VACATION」40周年のアナログレコード・CD・カセットテープなどのBOXセットを高額で買ったが、今日に至るまでCDを一度聴いただけ。レコードやカセットに至っては、開封すらしていない(笑)。
聴かないのがわかっているので、「NIAGARA TRIANGLE Vol.2 BOXセット」は購入を見送った。
誤解のないように言うが、私にとって大滝詠一は「音楽の父」であり、大滝さんの存在がなければ山下達郎も世に出る事はなかったであろう。
もちろんどの楽曲も大好きで、A LONG VACATIONは目隠しをされてギターを持たされても全曲弾き語りが出来る自信がある(笑)。
ところが、それらのBOXセットしかり、今年相次いで再販された達郎のアナログレコードしかり、結局起きた事象は、SNSにおける
「買った、買わないがあたかもファンの踏み絵となっている現象」
「どれだけアナログレコードを鳴らし切るオーディオ機器を持っているか、のマウント合戦」
なのだ。
それらを見てしまうと、私が純粋な心でこれらの音楽を浴びるように聴いていた中高時代の思い出が汚されてしまうような気がする。
かと言って、マウントに勝つために高額なオーディオを買う気もない。
ゆえに、私にとっての「EACH TIME」は1984年の初版アナログだけで充分なのである…