「ノリの、ノリによるノリのための春天」を観に行く。

ＧＷ５連休の２日目は、いつもの京都競馬場。

記念入場券が、嬉しいではないか。

暑いので、着いてすぐにコイツで冷却（笑）。

昔、ほんの少し競馬の仕事をしていた私にとって、競馬場でビールが飲めるなんて夢のようである。

さすがにＧ１だけあり、パドックもてんこ盛り。

私の本命・アドマイヤデウス。この時までは勝利を確信していたのだが…
15:40、生演奏のファンファーレ。


ところが、ここからが波乱の始まりである。
観た人もいるかと思うが、２番人気・ゴールドシップがゲートになかなか入らないのだ。鞍上のノリこと横山典弘が懸命になだめすかすのだがなかなか入らず、最後は結局目隠しをされてゲートイン。

１周目のゴール前。大歓声が沸き起こる。

後方を追走していたゴールドシップが、なんと向こう正面で急にスパートし始め、場内は大きなどよめきに包まれる。切れる脚がない馬にとって、勝つにはこのようなロングスパートしかない。ノリの一世一代の賭けだ。

その賭けが見事に奏功し、ゴールドシップがノリの手綱で６つめのＧ１タイトルを手に入れた。
意気揚々と引き上げるノリとゴールドシップ。

馬券は、昨日挙げた馬のワイドＢＯＸが本線。あとは保険で
「キズナかゴールドが来るとすれば、人気薄を連れてくる」
と読んで、このようなワイドを買っていたのが2,460円と思わぬ好配当となった。

私の本命・アドマイヤデウスは馬群に沈んだが、今日はとにかく
「ノリの、ノリによるノリのための天皇賞・春」
だった（笑）…ノリ、おめでとう！