以下、ヤフーニュースより。
TBSはこの日、「特別賞」「特別国際音楽賞」受賞アーティストの出演と歌唱曲を発表。「特別国際音楽賞」を受賞したBTSは、米ビルボードシングルチャート1位を獲得した「Dynamite」と「Life Goes On」を韓国から届けることが決定した。先月肩の手術を受け、休養中のSUGAは出演できないものの、6人で2曲をパフォーマンスする。
12月2日のCDデビュー前に「特別賞」受賞が決定したNiziUは、プレデビュー配信ミニアルバムのリード曲でYouTubeのミュージックビデオが1億9000万再生を突破した「Make you happy」をパフォーマンス。デビュー40周年を迎えた松田聖子は名曲「SWEET MEMORIES」の日本語バージョンを国内初披露し、最新曲「風に向かう一輪の花」も歌唱。Uruは1月期ドラマ『テセウスの船』の主題歌として話題となった「あなたがいることで」と最新曲「振り子」の2曲を歌う。
また、日本の音楽界やレコード大賞に多大なる貢献をし、今年惜しまれつつも亡くなった「特別功労賞」受賞者の追悼企画も決定。6月に他界した作編曲家・服部克久さん(享年83)が手がけた、伝説の音楽番組『ザ・ベストテン』の「ザ・ベストテンのテーマ」を息子・服部隆之氏の指揮でバンドが生演奏。日本を代表する作曲家・筒美京平さん(享年80)は、枚挙にいとまがない名曲の数々をTBSに残る秘蔵映像とともに振り返る。
番組の司会は安住紳一郎アナウンサーと女優・吉岡里帆。「特別栄誉賞」を受賞した嵐の「レコ大」初パフォーマンスも決定している。
■『第62回輝く!日本レコード大賞』各賞受賞者/作品
【優秀作品賞】
「I'm Here」三浦大知
「愛をください~Don't you cry~」純烈
「足跡」Little Glee Monster
「香水」瑛人
「世界中の隣人よ」乃木坂46
「猫 ~THE FIRST TAKE ver.~」DISH//
「離れていても」AKB48
「母」氷川きよし
「Fantasista~ファンタジスタ~」DA PUMP
「炎」LiSA
※曲名50音順
【新人賞】
真田ナオキ
Novelbright
豆柴の大群
Rin音
※50音順
【特別栄誉賞】
嵐
【特別賞】
Uru
鬼滅の刃
NiziU
松田聖子
米津玄師
※50音順
【特別国際音楽賞】
BTS
【特別功労賞】
梓みちよ
小林信吾
ジャッキー吉川
筒美京平
服部克久
弘田三枝子
前田俊明
丸山雅仁
※50音順
【最優秀歌唱賞】
福田こうへい
…「今年もレコ大はつまらん」と嘆き続けて30年以上経つが(笑)、ついに魂が抜けたかという思いだ。
音楽の嗜好性の多様化、インターネットという黒船来航による既存メディアの失墜は今に始まった事ではないが、あくまで「日本」レコード大賞である事は変わらなかった。
古くは1979年、誰がどうみても年間最大のヒットは西城秀樹「ヤングマン」だったが、大賞はジュディ・オング「魅せられて」。
一昨年もDA PUMP「U.S.A.」が大ヒットしたが、大賞は乃木坂46だった。
共に理由は、それらの曲が洋楽カバーだったため選考の対象とはならなかったのである。
いくら「カネで大賞は買える」だの、過去VTRでカサ増ししているなどと批判されても、その一線すなわちニッポンの音楽を称えるという基本は崩さなかった。
誤解のないように言うが、私は韓国を嫌悪しているわけではない。
ただ、日本で流行した外国のアーティストを称えるのは、レコ大でなくてよい。
そんなのはゴールドディスク大賞でも、CDTVでも構わない。
早い話が、彼らをレコ大で称えるのは例えば「上方漫才大賞」をナイツが獲るような違和感なのである。
番組の形は変われど、ニッポンの作詞・作曲・編曲・歌唱曲を称えるという「日本」レコード大賞の生命線だけは、ブレずにいただきたいものである…
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