ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

さすが、フジオのカレー。「かつかつカレー」。

2020-08-20 20:00:00 | うまいもん
3日ほどブログを休んだが、別に体調を崩していたわけではない。
単に私の周りに何も起きず、世間で起きた事に何も感じなかっただけだ(笑)。

そんな中久しぶりに肥後橋に行くと、こんなカレー屋が出来ていた。


「かつかつカレー」と云う。
調べると、あの「まいどおおきに食堂」でおなじみフジオフードサービスが運営するチェーンで、現在大阪市内に3店舗ほどあるそうな。

しかし、我々関西人にとって「かつかつ」とはあまり良い響きではない。
「ウチ、給料が減って生活がカツカツやねん…」
などと、生活の金銭的厳しさを表す形容詞である。
フジオフードサービスは、天満に本拠を置くコテコテの大阪の会社だ。
敢えて「かつかつ」を名乗るからには、揚げるカツ以外に
「エェ材料を使うてますさかいに、原価がかかって儲けはカツカツですわ〜」
というシャレも含んでいるのかもしれない。

ここのウリは、こちら。

ノーマルのビーフカレーが550円。
コレでは面白くない。
やはり、イチオシであるロースカツをトッピングしよう。
どうせなら、ガツン!とライスも大盛りで。
計780円の食券を買って、店内に入る。
カウンターの配置に驚く。

店舗はほぼ正方形だが、カウンターが昔の客車の連結器を上から見たように並んでいる。
コレだと、正方形でもより多くの人数が座れる。
店員さんは3名、全て女子だ。
カレー屋というより、ヘアサロンぽくオシャレな雰囲気の皆さんだ。

カウンターに並ぶモノたち。


「ビーフカレー大盛り・ロースカツトッピング」は、ものの数十秒で着丼した。


着丼した瞬間、ものすごく食欲をそそる香りがする。
やはり、カレーは香りが極めて重要だ。

スプーンを上げてみる。


ひと口めは、甘い。
しかし、食べているうちにジワジワと辛さを感じるようになってくる。
コレは「インデアンカレー」「福島上等カレー」などと同じ、いわゆる大阪の甘辛カレーを踏襲しており実にウマい。

カツは常時揚げたものがストックしてあり、オーダーが入るとそれを載せて出すのだがさすがにランチタイムは回転が良く、揚げたてをいただけた。
プラス130円で、そこそこ大きなサクサクのロースカツがいただけるのはポイントが高い。

コレはネーミングから察する通り、カツカツの儲けで営業しているかもしれない。
大阪人に馴染む味、カウンターの工夫、オシャレな女子店員、そしてコスパの高さ。
随所にフジオらしさを感じる、いい店であった…


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