昨日いつものように日テレ系「オモウマい店」を観ていると、エンディングにこのような画面が。
そういえばこの3/9・10の土日、さいたまスーパーアリーナ(SSA)で「オモウマいフェス」という番組祭りがあり、私も参加を検討したのだがホテルの高さに驚き、行くのを断念したのだった。
行かなかったのだが、炎上しているとは知らなかった。
Twitter改めXを見てみると、
…と、惨憺たるアリサマだ。
…と、惨憺たるアリサマだ。
このイベントは、過去の放送で特に人気となった飲食店30店がブースを出展し、番組ファンが一同に介するというものであった。
私も埼玉の「味のイサム」や今は亡き沼津の「夢の中へ」は現地に行けたのだが、遠方の店にはなかなか行けるものではない。それだけにSSAに行けば全国の印象的なメニュウ、個性的な店主に会えるというのは大変興味深く、私も真剣に参加を検討した。
ところが、入場料900円を前売り券として販売していたにもかかわらず、当日SSAに客が押し寄せ、何時間並んでも一向に入場出来ずそのうちに全てのブースが売り切れになったと。
当然、入場していながら何も買えなかった客、入場すら出来なかった客が続出し、イベントとしては異例の払い戻しに発展したらしい。
もう12年ほど前だが、妻が千葉・幕張メッセのイベントに参加したが同じように余りの仕切りの悪さにプリプリ怒って帰って来た事があるが、それを思い出した。
確かその時も、たかだか弁当の引き換えにも苦労したそうで、それを思うとあれから12年も経つのにイベント業者の中でノウハウは蓄積されていないのか、と疑問に思う。
まず、これは基本だが入場は時間で区切るべきだ。それにより一度に大人数が押し寄せるのを防ぐ事が出来る。
SSAのような広大なスペースでも、屋台ブースを30、およびバックヤードを想定すればそれほど大人数は一度に入れられない。
前売り券600円という事は、買う側にすれば入場は保証されているという認識なので、そもそも販売枚数を欲張りすぎたのもあるだろう。
入れたのに売り切れだった、というのを防ぐために前売り券で希望のメニュウを予約するシステムも簡単に出来たはずだ。
いずれも、決してシロウトの浅知恵ではない自負はある。
番組は中京テレビの若手ディレクターが飲食店に体当たり取材し、しばしば店主の子や孫のように可愛がられたり弟子入りしたり、という展開になる事が多く面白い。
その行き当たりばったりに視聴者は真実を感じるものだが、イベントは利害や参加者の危険を伴うので行き当たりばったりでは許されないのである…
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