ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

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朝ドラ「ブギウギ」、かなりの好スタートでは?

2023-10-05 16:14:23 | エンタメ

一途に植物と妻・寿恵子を愛した槙野万太郎を描いた朝ドラ「らんまん」が先週完結した。最後に万太郎が著した図鑑に田邊教授ら全ての人達がクレジットされており、自らはもう長くない寿恵子が
「私がいなくなったら、いつまでも泣いてたらダメですからね。草花にまた会いにいってね。そしたら私もそこにいますから。草花と一緒に、私もそこで待ってますから」
と、万太郎とハグをしたシーンはおそらく朝ドラ史上に残る名シーンとなるだろう。
私も超・早朝勤務のためリアタイ出来ず、帰宅時にスマホの「NHKプラス」アプリで観ていたのだが、素晴らしいドラマだった。AK制作では私の中で「エール」以来のお気に入りとなった。

終了時はかなりのロスになってしまうのも毎度の事だが、今週からはBK制作の快活な「ブギウギ」が始まった。
笠置シヅ子をモチーフに描かれるドラマで、まだ今朝現在4話めだがとにかく全編を通じてテンポが良く、ヒロインの少女時代を演じる子役がやたら上手い。
いわゆるBK制作のパターンでは
①芸ごとの厳しさを教えられる事が多い
②子役がやたら上手い
③オープニングのタイトルバックにクラフトなどを用いてハンドメイド感を出している
などが挙げられるが、今作はこれらを全て網羅している。
ブギウギの父といえば服部良一だが、その実孫である服部隆之のオープニング曲や劇伴も素晴らしい。
唯一、ヒロインの父が柳葉敏郎なのがまだ違和感があるが、これも次第に解消されていく事だろう。
再来週からは成長したヒロインとして、水谷豊・伊藤蘭の娘として有名な趣里が登場するが、これまでさんざん放送されてきた前宣伝(いわゆる『あおり』)を観ても大いに期待出来る。OSK日本歌劇団が全面協力するのも頼もしい。

そのように楽しみで仕方ない「ブギウギ」だが、コラムニストの中にはロクに番組を観ずに
「ヒロインがオーディション出身だからドラマがコケる」
と、全く根拠のない下らない記事も見られるが、いい加減にしてほしいものである…


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