昨夜、せっかく茹でてもらっていたジャガイモを食べるのを忘れてしまっていた。
この時点で、軽く塩胡椒。
なにぶん思い付きなので、卵は1個だけにしたのだがそれだと具材に行き渡らない(笑)。
今朝そのまま温めて、マヨネーズでもつけて食べてもよかったのだがふと「いもねぎ」が思い出されたので、久しぶりに作ってみた。
「いもねぎ」とは、我らが同志社大学・今出川キャンパス西門前にあった喫茶「わびすけ」の人気メニュウで、ジャガイモ・玉ねぎ、少しの肉を炒めて卵でとじただけのシンプルなものだ。
肉はないので、切ったジャガイモと玉ねぎだけをまず炒める。
この時点で、軽く塩胡椒。
本格的に再現したければ、粗挽き黒胡椒多めで。
卵をからめ、皿に取る。
なにぶん思い付きなので、卵は1個だけにしたのだがそれだと具材に行き渡らない(笑)。
食べる時は、軽くウスターソースをかけて。
私は学生時代、取り立てて言うほど良い思い出もないのでほとんど語らないが(笑)、この「いもねぎ」には本当にパワーをもらった。
確かに当時は「天下一品」今出川店と牛丼の「なか卯」が2大巨頭だったが、このいもねぎはラーメンや牛丼とは違ってとにかく具材がシンプルだけに、
「日本人のDNAに刻み込まれた具材が引き出す力」
みたいなものを感じる。
わかりやすく言えば、疲れた時には焼肉やフレンチのフルコースよりも「おかんの作った具だくさんの味噌汁」がほしくなるし、風邪をひいたら梅干し粥というのはクスリ以上の効き目をもたらしてくれる気がする。
いもねぎは、そうやって同大生の自然治癒力というか、内在するパワーを引き出してきたのだなと実感した朝であった…
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