我が愛してやまない「宇宙一好きなバンド」スターダスト・レビューのライブツアー「ブギウギ・ワンダー・レビュー」が大阪・オリックス劇場であったので、行ってきた。
この「ブギウギ・ワンダー・レビュー」は昨秋発売された、初期の曲にホーンセクションを加えてリテイクされた5曲入りミニアルバムだが、そのアルバム名を冠したツアーだけあってその5曲は全て演奏された。
来年まで続くロングランツアーなのでネタバレは避けるが、昨秋パーカッションのVOHさんこと林紀勝に喉頭がんが見つかり、その治療のため4月頃まで欠席となっている。
しかしVOHさんの演奏と声は全て流されており、聴くぶんには違和感なく聞こえているのだがそれはすなわち全ての曲が同期演奏、すなわちドラムの寺田氏が打ち込みなり録音のデータをイヤモニで聴きながら叩いているという事であり、寺田氏は随分大変だった事だろう。もっとも、同期演奏は三谷泰弘が居た頃にさんざんやっていたので慣れているだろうが…
それにしても、オリックス劇場の客はアツい。
スタレビは売れない頃からも大阪は客が入っており、あたかも大阪のバンドであるかのように受け取られて来た事もあったそうだが確かに京都や滋賀の守山などとは明らかに違い、拍手が大きく長いうえに、体温を感じる。
ロングランツアーだけにあと何回か参戦したいのだが、今日のオリックス劇場よりはトーンダウンするのか、と思うと考えてしまうが曲もかなり毎回替えているそうなので、やはり行くだろう(笑)。
詳述は避けるが、アンコールは圧巻だ。
どう圧巻かは、是非行って体験していただきたい(笑)。
リードボーカルの要さんは
「オレ達って40年やってるのに、矢沢永吉さんや小田和正さん、山下達郎さんみたいにカリスマとかレジェンドとか云われた事がないんだよなぁ…」
とこぼす。
いえいえ、その「高い音楽性と低い腰」こそがカリスマでレジェンドなんですよ!
50周年もその先も、添い遂げます!
アンコールは圧巻ですよね!
あれは、生で何度でも聴きたい観たい一曲です!
ありがとうございます!
そうなんです、アレはスゴかった!
まぁ「切ない曲をノリノリでやられても」という意見もありますが(笑)