今日の朝日の朝刊に、こんな記事が。
東京のとある居酒屋が、covid-19が5類になったのに客足が戻らず先月末をもって閉店となってしまったと。
東京のとある居酒屋が、covid-19が5類になったのに客足が戻らず先月末をもって閉店となってしまったと。
1面トップは「倒産増」でありその続きの記事だが、covid-19に伴ういわゆるゼロゼロ融資の返済が本格的に始まった事も、倒産増を後押ししている。
3年あまりに及ぶcovid-19禍は、ほぼ全ての業種に打撃を与えた。特に飲食業や観光業は壊滅的と言ってもよく、Go To なんちゃらも実施されたがまだcovid-19前に戻っているとは言えない。
covid-19のハシリの時期にライブハウスがクラスターになった事で、酒を提供する店で飛沫感染しやすいイメージが広がり、飲食店そのものが悪のように扱われてしまったのは否めない。
飲みに行く事がさも悪いかのように思われたため、鉄道各社はこぞって終電を早めた。私は宇治市在住で大阪市内に通勤しているが、23時ちょうどにJRで大阪駅を出ないと帰宅出来ず、またそのJRもヒジョーによく遅れるためその1本前、22:40の新快速には乗っておきたい。
となれば、とても二次会になど流れている余裕はない。そして仮に二次会に流れて電車がなくなりタクシーに乗ろうにも、運転手さんが激減してしまったためなかなか捕まらない。
売上げが落ちた鉄道会社の事情はよくわかるが、ここは鉄道会社に終電時間を元に戻してもらうのが、全国の飲食業の売上げを挽回する最善の策ではなかろうか。
鉄道は、まさしく街の動脈。満足に動いてもらわないと、我々もどうしようもないのである…