ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

「A LONG VACATION」40周年ボックスセットが届く。

2021-03-24 19:26:56 | No Music,No Life.
ついに、コレが届いた。 
と言うか、買ってしまった。

我が音楽の父、故・大滝詠一が1981年にリリースした日本のポップス史上に燦然と輝く不朽の名盤「A LONG VACATION」の40周年記念ボックスセットである。
もうこの段ボールからして、捨てられない(笑)。

開封してみる。

おなじみのジャケット。
さらに開けてみると、

LP2枚、CD4枚、ブルーレイディスク1枚、カセットテープまで復刻されている。
分厚いブックレットや、永井博のイラストによる絵本「A LONG VACATION」、さらにロンバケ発売当時のノベルティグッズの数々も復刻され梱包されている。

実は大滝詠一は、生前から
「ロンバケが40周年になったら、全音楽メディアで発売する」
と宣言しており、今回のリリースは言わば遺言である。
しかし、ここまでのパッケージを売ろうなんて故人は思っただろうか?
あの頃二十歳だった若者は60のオジサンになり、子どもは独立し大概のモノは大人買い出来るようになったのを狙いすまされ、カネを搾り取られているような気がしてならない。

まだ届いたばかりであり全部は聴けていないが、CD4枚の中の「Road to A LONG VACATION」がヒジョーに興味深い。
コレは1978年「Let's Ondo Again」で第一期ナイアガラが見事に花と散ったあとの2年半、大滝詠一が何をしていたかを未発表音源を含め本人の声で解説されている。
要するにロンバケとは、他人に提供した曲(ボツ含め)の詞とアレンジを変えて寄せ集めたのだ、というのがよく分かる(笑)。
一方でボツ含め、大滝詠一のデモテープはとにかくシビレる。
リズムボックスにギター一本とボーカルだけでも、あの鼻にかかった甘い声はとにかく生理的な快感を覚える。

…聴いてみたいと思った、そこのアナタ!
今からでも、ボチりませんか(笑)?


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