今は閉鎖した昔の私のブログで、もう10年以上前に大阪・日本橋に新しい牛丼店チェーン「東京チカラめし」が出来てすぐの模様をレポートしたのだが、とにかくオペレーションが悪く酷評したのを覚えている。

店構えは、当時から変わっていない。
どうせならしっかり食べたいので、大盛り580円にしてみる。

カゴメの中濃ソース、キッコーマンの醤油、S&Bの七味…

なんと、食券を買ってわずか4分で出来上がってきた。

ロースターで網焼きされた薄切りバラ肉が、6枚目載っている。
店外には行列が出来る一方で店内は済んだ食事がほぼ片付けられておらず、カウンターから見える位置に洗われていない食器が山積み。
あまりのひどさに、食べた牛丼の味をほとんど覚えていないのだがその時に正直
「二度と来るか!」
と思ったのは覚えている。
あれから随分時が経ち、ネットのニュウスでも「チカラめし」はかなりの店を閉めたと報じられているのだが、日本橋の店だけはなぜか残っている。
意を決して、再訪を試みた。

店構えは、当時から変わっていない。
メニュウは、こんなん。

どうせならしっかり食べたいので、大盛り580円にしてみる。
12時台だがそれほど混んでおらず、カウンターにもスッと座れた。
もとより、このcovid-19でこの難波・日本橋界隈は街が死んでいる。
特に黒門市場などは、すっかりインバウンド仕様になり地元民が近付けなくなってしまったため、いざcovid-19でインバウンドが来なくなったからと言って地元民が買い物に来てくれるわけもないのだった。
卓上のトッピングをチェック。

カゴメの中濃ソース、キッコーマンの醤油、S&Bの七味…
とりあえずブランドで揃えているが、食品メーカーと組んでオリジナルのトッピングを作るほどのこだわりはなさそうだ。
焼き牛丼、着丼。

なんと、食券を買ってわずか4分で出来上がってきた。
オペレーションの悪さは、改善されたようだ。
せっかくなので、焼き牛丼をアップで。

ロースターで網焼きされた薄切りバラ肉が、6枚目載っている。
肉は柔らかく、甘辛くいい味付けがなされており、ロースターで焼かれているぶん脂が落ちており食べやすい。
正直、悪い印象を持ち続けていて損をしたと思えるぐらいにウマかった。
コレなら吉野家・松屋・すき家・なか卯のいわゆる牛丼四天王とは明確に差別化出来ているだけに、もっと勢いがあっても良さそうなものだが…
やはり私のように、悪いファーストインプレッションを抱く客が、依然として多いのだろうか…?
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