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 「Hoshino Parsons Project」のブログ

理想の地球温暖化

2008年04月23日 | 言問う草木、花や何 〜自然・生命の再生産〜
前々回の日記で、自殺率の国際比較では
総じて北の寒い国では自殺率が高く、
南の暖かい国では自殺率が低いことに触れました。

国際比較
   http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/2770.html

ということは、こと自殺問題に関して考えると、
地球が温暖化すること、暖かくなること自体は良いことです。

確かに、私の住んでいる群馬県の
月夜野町と渋川市を比較しただけでも、
冬場は寒い月夜野町に住んでいる母親が可哀想になる。

僅か南に住んでいるだけでポカポカ陽気の差は歴然で、
ただそれだけで年寄りは長生きできそうな感じ。
自然と体調も、考えることも明るくなるだろう。

で、この自然な感覚から
地球が温暖化して何が悪いの?
って疑問が出てくる。

今の環境危機に対する意識が定着して
化石資源に依存する生活をあらため、
浪費、使い捨ての文化を脱却する意識が定着すれば、
地球そのものが温暖化していくのは、決して悪いことではないのではないか?

金星みたいに灼熱地獄になってしまうならともかく、
熱帯雨林が増えたり、陸の中にデルタ地帯が増えたりするのは、
決して悪いことではない。
砂漠を緑地化する技術も、すでにかなり発達している。

多くの文明は、デルタ地帯に発達してきた。
このことも、古代文明の話ではなく、
江戸、大坂などの都市の条件が発展した条件と
大阪の前身、石山という地にあった寺内町のことを今度書く予定です。

暖かいということと、
同時に水があるということ、
このバランスこそ、人間生存の基本条件のはずだ。

地球の長い歴史のなかで、
人間や生物たちに危機を招いたのは、
地球が暖かくなった時ではなく、氷河期だったはず。

おお、
やっぱり、
何から何まで
いい時代がやって来る!

オレって、なんて幸せなんだろう
頭の中は、すでにジャングル!


  正林堂店長の雑記帖 2008/4/14(月) より転載
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